密着桜美林生活!A面B面

カンボジアの子どもたちを支援する「ちょんれ〜ん」で活動中!(リベラルアーツ学群 林田さん)

桜美林大学の学生って、どんな生活を送っているんだろう?

授業やゼミのことは大学案内でわかるけど、サークルやアルバイト、趣味など、学生生活のリアルな話はなかなか見えてこないですよね。

 

そこでビビビッ!!編集部では気になる学生生活について、「1日のスケジュールや活動の内容=A面」と、「ぶっちゃけ話=B面」を聞いてみることにしました!

 

もし自分が桜美林大学に入ったらどんな学生生活を送ることができるのか、ぜひ想像しながら読んでみてください。

イベント出店で得た資金を
カンボジアへ寄付

【インタビュー対象者の紹介】

氏名:   林田さん
学群:   リベラルアーツ学群
専攻:   人文領域 心理学プログラム
学年:    3年生(※2024年度現在)
所属しているサークル:   カンボジア教育支援団体 ちょんれ〜ん

ある1日のスケジュール

07:00 起床。

08:00 朝はバスが混むので、少し早めに最寄駅へ。

08:50 授業を受ける。

12:20 空きコマは友だちと課題。時間に余裕がある日は近くの飲食店に行くことも。

15:00 授業終了。アルバイトをしているカフェへ向かう。

21:00 帰宅。趣味の映画や読書など自由な時間を過ごす。

23:00 就寝。

――林田さんは、「カンボジア教育支援団体 ちょんれ〜ん」というサークルに入っているそうですね!どんなサークルなんですか?

林田さん ちょんれ〜んは、「カンボジアの子どもたちの人生の可能性を広げる」ことを目的に、2013年に設立されたサークルです。学園祭や地域のイベント、そして年に1度主催しているチャリティーコンサートなどで得た資金を、カンボジアの語学学校の生徒たちが暮らすシェアハウスに寄付することで、支援を行なっています。

昨年は学校で使うコンピューター機材と教材の寄付を行いました。一部のメンバーは支援先の語学学校まで行って、生徒や子どもたちと交流をさせてもらうこともできました。

――すばらしい活動ですね!ちなみに、「ちょんれ〜ん」とはどういう意味なんですか?

林田さん ちょんれ〜んは、カンボジアの公用語であるクメール語で、「ミミズ」という意味です。土を耕してくれるミミズは、栄養豊かな田んぼを作るために欠かせない生き物であるように、私たちも子どもたちの教育環境を自分たちの手で整えていきたいという意味を込めて、「ミミズ=ちょんれ〜ん」という名前をつけています。

 

――なるほど!素敵なサークル名ですね。林田さんはなんでちょんれ〜んに入ったんですか?

林田さん 大学に入学する前から、「大学では学業だけじゃなくて、サークルやボランティア、アルバイトなどいろいろな活動がしたい!」と思っていたので、桜美林大学のサークルなどをSNSでたくさん調べていたんです。そしてたまたま見つけたのが、ちょんれ〜んでした。ちょんれ〜んが桜美林大学に入学する決め手のひとつにもなりました!

 

――実際に入ってみてどうですか?

林田さん 今メンバーは21人ほどいて、リベラルアーツ学群やグローバル・コミュニケーション学群、教育探究科学群などいろいろな学群の学生とも出会えたので、とても楽しいです。ちょんれ〜んのホームページインスタグラムで活動内容を発信しているので、ぜひチェックしてみてください!

――ふむふむ、たしかにインスタグラムではイベントに参加している写真がいっぱい投稿されてますね!

林田さん そうなんです!桜美林大学の学祭やボランティアフェスタ、淵野辺駅で年に2回開催している「淵野辺マルシェ」、淵野辺駅の近くにある鹿沼公園で年に1回開催している「銀河祭り」、そしていつもお世話になっている方を招いたちょんれ〜ん主催のチャリティーコンサートなど、1年を通していろいろなイベントに参加しています。

 

――イベントではどんなことをやっているんですか?

林田さん カンボジアで仕入れた洋服や雑貨、ビール、オリジナルTシャツなどを販売しています。昨年の学祭では、カンボジアの定番おやつをアレンジした「チョコバナナ揚げ餃子」のお店を出店しました!

学祭で出店した「ちょんれ〜ん商店」

林田さん 最初は売れ行きがよくなかったんですけど、どんどん口コミが広がって、無事完売!たくさんのお客さんに来ていただいたので、慌ただしく時間が過ぎていきましたけど、みんなと協力しながら過ごしていると、その慌ただしさも楽しかったですね。

 

――青春ですね〜!

林田さん 高校までは部活しかやってなかったんですが、大学ではサークル活動を通して、地域の方や子どもたちなどいろいろな方と関わることができているので、入ってよかったなと思ってます。人と話すのが好きな方であればちょんれ〜んは絶対に楽しいと思うので、気になった方はぜひ入ってもらいたいです!

九州から1人で上京。
東京ライフを満喫中!

――さて、ここからはぶっちゃけ話=B面です。林田さんは九州の生まれで、上京に不安があったそうですね。

林田さん そうなんです。それまで東京には一度も行ったことがなかったし、知り合いもいないので不安でした。

 

――知らない土地に行くのは怖いですよね。上京しようと決めた理由はなんだったんですか?

林田さん 心理学と国際協力に興味があって、どちらも学べる大学を探していたんですけど、私が住んでいる県の大学ではひとつに絞らないといけなくて……。どうしようかと迷っていたら、部活の顧問に桜美林大学を勧められたんです。桜美林大学なら心理学と国際協力のどちらも学べるし、他の学群の授業も取れるし、ちょんれ〜んも気になるし、桜美林にしよう!と決めました。

 

――実際に東京で暮らしてみてどうですか?

林田さん とても楽しいです!東京は怖い人が多いのかなと思ってたんですけど、優しい人が多いですし、渋谷や新宿のように密集した場所だけでなく、淵野辺駅のようにのどかな場所もあるので、暮らしやすいです。

――淵野辺駅周辺は飲食店も多いし、自然もあるし、いい場所ですよね。とはいえ、地元が恋しいな〜と思うこともありますか?

林田さん ありますね。そんなときは親に電話したり、湘南の七里ヶ浜へ海を見に行ったりしています。七里ヶ浜は地元の海と似ているんですよ。そこで1人でボーッとしながら音楽を聴いたりして過ごしています。

 

――へ〜!1人で行くことが多いんですね。

林田さん 私は計画性がなくて、思いついたら即行動するタイプなので、急に友だちを誘うのも申し訳ないな〜って(笑)。1人で過ごす時間も好きなので、よく1人で公園に行ったり、散歩したり、映画館に行くことも多いです。

 

――1人映画、いいですね〜。

林田さん 渋谷や横浜など、ちょっと都会の方の映画館に行って、おいしいものを食べて帰るっていうのが好きで、息抜きになってます。地元にいた時も映画を観るのが好きだったんですけど、地元には2つしか映画館がないので、誰かに会っちゃうことも多くて(笑)。東京は広くて選択肢も多いので、1人の時間を楽しむのにぴったりな場所です。

誕生日をお祝いしてもらった時のひとコマ。友達が「2」と間違えて「?」のろうそくを買ってきてしまい「?0歳」になってしまったのもいい思い出だそう

――上京してよかったなと思うことは、他に何かありますか?

林田さん ちょんれ〜んでの活動やアルバイトなどを通して、たくさんの人と話してきたなかで、「いろいろな生き方があるんだ!」という発見がありました。私が想像していた人生って、高校を卒業したら就職か進学をして、大学卒業後は新卒で企業に就職して…というイメージだったんですけど、それだけじゃないんだなって。

 

――そうですね!先輩オベリンナーも、納豆インフルエンサーの鈴木真由子さん司会者やアイドルプロデューサーなど様々な肩書きを持つ今井遵さんJICA海外協力隊の齋藤碧さんなど、働き方は様々でした。

林田さん 出会った人の人生体験を聞くのって、おもしろいですよね。そもそも東京に来たのも「いろいろな経験がしたい」という思いがあったので、これからも常に様々なことに興味を持って、たくさんの人に出会いたいなと思っています。

不安を持ったまま九州から1人で上京した林田さん。
今は「ちょんれ〜ん」という新しい居場所を見つけて、
東京での大学生活を楽しんでいました!

上京をするか迷っている方は、
ぜひ彼女のエピソードを参考にしてみてくださいね!