密着桜美林生活!A面B面

学業もアルバイトも、充実した“保育づくし”の日々(健康福祉学群 保育専修 MISAさん&MINAMIさん)

桜美林大学の学生って、どんな生活を送っているんだろう?

授業やゼミのことは大学案内でわかるけど、サークルやアルバイト、趣味など、学生生活のリアルな話はなかなか見えてこないですよね。

そこでビビビッ!!編集部では気になる学生生活について、「1日のスケジュールや活動の内容=A面」と、「ぶっちゃけ話=B面」を聞いてみることにしました!

もし自分が桜美林大学に入ったらどんな学生生活を送ることができるのか、ぜひ想像しながら読んでみてください。

授業でもアルバイトでも
保育の魅力を感じている。

【インタビュー対象者の紹介】

氏名: MISAさん(左)、MINAMIさん(右)
学群: 健康福祉学群
専攻: 保育専修(※2023年度以降は保育学専攻に名称変更)
学年: 4年生(※2023年度現在)
将来の夢: 海外の保育に携わりたい

ある1日のスケジュール

06:30 ゆっくり準備をしたいので早めに起床。

08:00 電車に乗って学校へ出発。

08:50 学校で授業を受ける。

12:20 授業終了。学食で友だちとお昼ご飯。

14:30 認定こども園で18:30までアルバイト。

19:00 帰宅。2人で分担をしながら家事。

23:00 就寝。

――おふたりは双子で、学群も専攻も一緒!大学で注目を集めそうですね。

MISA はい(笑)入学当初はちょっと話題になったみたいです。

MINAMI 「どっちがMISAでどっちがMINAMI?」っていうのが毎回話のネタになっています(笑)

 

――つかみバッチリですね(笑)1日のスケジュールもだいたい一緒なんですか?

MINAMI そうですね。一緒に暮らしていますし、取っている授業もほとんど一緒なので。

左がMISAさん、右がMINAMIさん

――一般的にどの大学も保育科は忙しいと言われていますが、おふたりは現在4年生。振り返ってみてどうでしたか?

MISA 忙しかったですね〜。1〜2年生のころは、ほとんどがオンライン授業だったんですけど、必須科目がたくさんあったので、1限から5限までほとんど埋まっている状態でした。

一番忙しかったのは3年生のとき。そのころから対面での授業が増えて、1限を受けるために学校に向かうんですけど、駅から大学まで行くバスが毎朝並ぶんです!だから、朝ご飯を食べながらバスの列に並んでいました(笑)

2限は空きコマで、学食でお昼ご飯を食べてから3限と4限を受けて、放課後はピアノの授業の課題曲を練習して…と、学校だけで1日が終わる日がほとんどでしたね。

 

MINAMI 4年生の今は授業が少なくなっているので、8時ごろにゆっくり起きて、午後から授業を受けて、放課後は友だちと遊んだり、アルバイトをしたりしています。

 

――アルバイトは何をしているんですか?

MISA 大学の先生に紹介していただいた認定こども園でアルバイトをしています。時期によって勤務日数や時間は変わりますが、今は2限の授業終わりにお昼ご飯を食べてから園へ向かって、14時30分から18時30分まで勤務。土曜日は丸1日働いています。

業務内容は保育士の先生方のサポートです。園内の掃除をしたり、おもちゃをアルコールで消毒したり、行事に使う飾りを作ったり。あと、お昼寝で寝ない子どもがいたときは寝かしつけをすることもあります。

認定こども園でのMISAさん

――保育専修での学びを生かせるいい機会ですね!

MISA そうですね。2年くらい働いているので、子どもたちの成長を見守れるんですが、その姿を見るたびに「保育っていいなぁ」って感じます。先生方はとてもフレンドリーで手厚くサポートしてくださいますし、私はその園から内定をいただくこともできました!

 

――わ〜、そうなんですね!おめでとうございます!認定こども園でのアルバイト以外に、力を入れていたことはありますか?

MINAMI 2023年3月6日から10日までの5日間で実施した「SUSS(シンガポール社会科学大学)来日プログラム」ですね。

シンガポールからいらっしゃった24人の学生さんと、両国の保育について意見交換を行うというプログラムで、「幼児教育における『遊びを通した学び』」や「日本の児童福祉(社会的養護)の現状と課題」などをテーマにディスカッションを行いました。

最終日はシンガポールの学生さんたちが、パワーポイントを使って自国の保育指針を発表してくださったりと、とても充実した5日間でした。3年に1度のペースで開催されるそうで、タイミング良く参加できてよかったです!

 

――貴重な機会ですね!MISAさんはどうでしょう?

MISA 保育専修で毎年開催している「保育フェア」を楽しみにしています!私たち保育専修の学生が音楽コンサートやゲームなどのプログラムを用意して、近隣の幼稚園や保育園の子どもたちとその保護者の方たちを大学に招いて楽しんでもらうイベントなんです。

私たちが入学してからずっとオンラインの開催だったんですが、今年は3年ぶりとなる対面での開催で、とても楽しみです!

 

――対面での開催だと、オンラインよりプログラムの幅も広がりそうですね!

MISA そうなんです!それぞれグループごとにプログラムを用意するんですが、私たちは「保育方法研究会」として、ファッションショーをやろうと思っています。カラーのポリ袋をアレンジして手作りコスチュームを作って、子どもたちと学内をまわれたら楽しいかなって。

今は11月23日の開催に向けて準備を進めています。本当なら4年生である私たちが後輩を引っ張っていかないといけないんですけど、対面での「保育フェア」は経験がないので、1年生のような気持ちでがんばっています(笑)

認定こども園でのMINAMIさん

友だち作りに悩んだけど、
自然といい関係に恵まれた

――さて、ここからはB面(ぶっちゃけ話)です。授業やアルバイト以外の時間は何をして過ごしているんですか?

MINAMI 友だちとご飯を食べに行ったり、遊びに行くことも多いですね。

MISA アルバイトがある日は本当に体力を使い果たしてしまうので、ヘトヘトになりながら家に帰っています(笑)でも外食よりも自炊派なので、どんなに疲れていてもスーパーで買い物をしてご飯を作って、正直なところそれでもう精一杯!って感じです。

保育園でSTEMを行っている様子。

――おふたりで一緒に暮らしているそうですが、家事分担はどうやって?

MINAMI しっかり決めているわけではないですけど、一緒にご飯を作ったり、MISAが掃除をしていたら、私は洗濯物をしたりと、1人の負担が大きくならないように協力しあっています。

 

――負担が偏ると、喧嘩することもあったり?

MINAMI それはありますね(笑)でも一緒に住んでいる分、いつまでも不機嫌でもいられないので、自然と仲直りしています。お互い得意不得意が真逆なので、苦手なことを補いながら生活しているという感じです。

 

――いい関係性ですね!

MISA 大学進学と同時に地方から、誰も知り合いのいない東京に引っ越してきて、しかもコロナ禍で大学の人たちにも会えない時期が長かったので、MINAMIがいたのは心強かったです。

 

――やっぱりコロナ禍での友だち作りは大変でしたか?

MISA 1、2年生はオンライン授業だったので、大変でしたね〜。最初はまわりのみんなも「早く友だちを作らなきゃ」って焦っていて。私の友だちはSNSで保育専修の人を募って一緒に遊んだりしていたみたいです。

でも、私はそこまでしなかったですけど、出会えてよかったなと思える友だちが自然とたくさんできました。

大学は中学や高校とは違って、学びたい分野や目指していることが近いから気が合う人が多いし、日々ちゃんと授業を受けていれば、友だちはできるんですよね。だから、これから大学生になる方も友だちを作ろうと焦らなくていい気がします。

SUSSで来日した友だちと。

MINAMI 私もそう思います。友だち作りを諦めていた時期もあったけど、3年で受けた授業がきっかけで仲良くなった人がいつの間にか大親友になっていたりするし、意識しすぎないほうがいいのかな。

MISA とくに保育専修(保育学専攻)は年間を通していろいろなイベントがあって、その企画や運営を通して学生たちと話す機会がたくさんあるんですよね。

私はオンラインでの会話だけでも友だちができたので、この専修での友だち作りは心配しなくてもいいのかなと思いますね。

「学生生活は、忙しかったですね〜」と語るふたりの表情は、やりたいことができているという充実感に満ちた、とても明るいものでした。

大学生活は、自分で使い方を選べる時間も多い時期。
MISAさんとMINAMIさんのように、やりたいテーマで学業もプライベートも満たしてみることも、ひとつの選択肢でしょう。

 

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