密着桜美林生活!A面B面

世界に挑む度胸が身にいた、国際色豊かな4年間(グローバル・コミュニケーション学群 佐藤さん)

桜美林大学の学生って、どんな生活を送っているんだろう?

授業やゼミのことは大学案内でわかるけど、サークルやアルバイト、趣味など、学生生活のリアルな話はなかなか見えてこないですよね。

そこでビビビッ!!編集部では気になる学生生活について、「1日のスケジュールや活動の内容=A面」と、「ぶっちゃけ話=B面」を聞いてみることにしました!

もし自分が桜美林大学に入ったらどんな学生生活を送ることができるのか、ぜひ想像しながら読んでみてください。

経験者ならではの視点で
留学の魅力を発信。

【インタビュー対象者の紹介】

氏名:佐藤さん
学群:グローバル・コミュニケーション学群
専攻:旧 英語特別専修
学年:4年生(※2023年度現在)
将来の夢:日本と世界を繋ぐ架け橋になりたい

ある1日のスケジュール

08:15 朝は苦手なので、1限の授業が始まる30分前に起床。

08:50 オンラインで1限の授業を受けながら、こっそり朝の準備。

10:20 授業終了。電車に乗って学校へ出発。

12:30 空きコマを利用して学内アルバイト。仕事をしながら昼食。

15:00 授業を受ける。

20:00 1人暮らしの家に帰宅。簡単な料理を作ってサクッと夜ご飯。

24:00 明日の授業の準備をして、就寝。

――佐藤さんはどんなことを学んでいるんですか?

グローバル・コミュニケーション学群の旧 英語特別専修で、各国の歴史や文化、社会情勢などを学んでいます。

いろいろな国について学ぶなかで、ヨーロッパの歴史に興味が湧いたので、ヨーロッパに関する授業を中心に取っています。3年の秋には、交換留学生としてノルウェーのオスロへ留学に行きました!

オスロでの写真。(提供:佐藤さん)

――それはとてもいい経験ですね!佐藤さんは桜美林大学内にある国際交流センターでアルバイトをしながら、留学制度の情報発信も行っているんですよね。

そうなんです。YouTubeチャンネル『OBIRYU!海外留学ガイド/桜美林大学による留学情報まとめ』や『OBIRYU PRESS』を通して、学生の目線から留学の魅力を伝えています。

私は動画編集チームに入っていて、YouTubeの動画撮影や編集を担当しているんですけど、チームで「こう表現したら伝わりやすいかな?」と話し合いをしながらコンテンツを作るのはとてもやりがいがあります。それに「動画を見て留学に興味を持ちました」と言ってくれる方に出会ったときは本当にうれしいです!

 

――授業とアルバイトで忙しいなか、留学エージェントでインターンもしているとか。

はい!3年生の1月にノルウェーから日本に帰ってきて、すぐに就職活動を始めたのですが、留学エージェントも就職先の候補のひとつに入れていたんです。

でも留学エージェントは新卒採用をしている会社が少なくて、なかば諦めていたときに、ある会社から「新卒募集はしていないけど、よかったらインターンを受けてみませんか?」とお声がけいただいて、インターンをさせていただくことに。仕事のイメージがより具体的になったとてもいい機会でした。

ノルウェーではオーロラを見ることもできたそう。(提供:佐藤さん)

お金のやりくりに苦戦中。
1人暮らしのリアルな生活。

――「国際性」をさまざまな角度から学んでいて、充実した大学生生活を過ごしている佐藤さんですが、ここからはその裏側(=B面)を聞かせてください!佐藤さんは1人暮らしですか?

3年の春までは姉と2人で暮らしていて、今は1人暮らしをしているんですが、正直とても大変です(笑)大学生だから勉強を第一に考えたいけど、お家の掃除や洗濯をしたり、ご飯を作ったりと、生活はしないといけないし、その生活をするためにはお金が必要だから、アルバイトもしないといけないし。

そしてその稼いだお金をどうやって使おうかと、考えなきゃいけないことはたくさんありますね(笑)毎日好きなものを食べたいけど、食費を削って節約しないといけない、とか。

――1人暮らしのお金のやりくりは大変ですよね。どんな節約術を?

そんなに大したことはしてないんですけど、親から送ってもらっているお米をフル活用しています。お昼ご飯は自分でにぎったおにぎりを持って行ったり、朝ご飯は小分けにして冷凍しておいたお米を食べたり。冷凍しておくと長期間ストックできて便利なので、何でもかんでも冷凍庫に入れちゃってますね(笑)

あとは、賄いを食べさせてくれる飲食店でアルバイトをするのも大事だなと思いました。食費も浮くし、料理を作る時間も削れるし、1人暮らしにはありがたいです。

 

――賄いで食費を節約するとは、かしこいですね!佐藤さんが入学したのはコロナ禍のときでしたが、友だち作りはうまくいきましたか?

かなり苦戦しました。1年生のころはほとんどの授業がオンラインで、どういうふうに友だちを作ればいいのかわからず、全然友だちができなくて寂しかったです。きっと周りの子たちも、こんな環境は初めてだから戸惑っていたと思います。

そして2年生の春ごろから、少しずつ対面の授業が再開してきて、隣の席に座っている子と仲良くなって、徐々に友だちができた、という感じでしたね。あとは先輩たちと仲良くなったのも大きな出来事でした。

 

――なるほど。先輩とはどうやって出会ったんですか?

グローバル・コミュニケーション学群は学年を超えたグループワークが多いんです。先輩の代はコロナ禍の前に入学しているので仲がよくて、私たち後輩にもたくさん話しかけてくれたんですよね。まだ周りの様子を伺っていた1年生の私たちは、フレンドリーな先輩に助けられました。

あとはサークルや部活などのコミュニティに入るのも大事だなと思いました。私は留学の時期の問題でサークルに入るタイミングを逃してしまったんですけど、国際交流センターのアルバイトをしたことで友だちが増えました。

最初は一歩踏み出すのが恥ずかしかったり、不安もあると思うけれど、勇気を出して挑戦したほうが、楽しい大学生活が送れるんじゃないかなと思います。

 

――では、留学先のノルウェーでの友だち作りはどうでしたか?いろいろな国の学生がいたと思います。

やっぱりみんな生きてきた環境も文化も違うので、難しかったですね。最初はたくさん友だちを作るぞ!と意気込んで、自分なりのやり方でがんばるんですけど、相手からすると「何が言いたいのかわからない」「周りくどい」と思われてしまったみたいで。

日本人は相手を思いやるあまりに、気を遣いすぎて、ちょっと遠回しに言ってしまうじゃないですか。それが逆効果になっちゃったんですよね。

それからは「無理に友だちを作ろうと思わずに、出会った子と仲良くなろう」と意識を変えたら、留学後半になって、とても気の合うフランス人の子と仲良くなったんです。その子とは留学中にフィンランドへ旅行にも行きましたし、日本に帰ってきた今でも連絡を取っています!

失敗もあったが留学先ではかけがえのない友だちもできた。(提供:佐藤さん)

――素敵な出会いですね。留学は行ってよかったですか?

はい!得るものがすごく多かったです。友だちもできましたし、ロンドンやパリ、ドイツ、フィンランド、スウェーデンと、たくさん旅行もできました!


――楽しそうですね〜!放課後はどんなところに遊びに行ってたんですか?

ノルウェーは大学まで学費が無料だったり、教育への支援が手厚いんですね。なので、学生がほぼ無料で遊べるスポットがたくさんあって、ゲームをしたり、映画を観たり。そこで出会った子と友だちになったりもしました!

でもほとんどの日は、図書館に行って5〜6時間は予習復習をしていたので、留学前に思い描いていたキラキラライフとはほど遠い、勉強漬けの毎日でしたけどね(笑)

 

――ストイックにがんばっていたんですね。すごいな〜。

クラスメイトのほとんどが1年間の滞在するのに対して、私は6ヶ月と、ちょっと短かったので、1日1日をどう生産的に過ごすか、モチベーションをどう保つかは、常に考えてましたね。

留学も友だちづくりも、
大学時代だからこそできる大切な経験。
その過程での失敗すらも、その後の人生の糧になるのだと
佐藤さんのエピソードは教えてくれます。

佐藤さんのような先輩が
学生目線でサポートしてくれる「国際交流センター」の存在も、心強いですね!

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