密着桜美林生活!A面B面

ゼミと沖縄エイサー部で、“人を喜ばせること”を学ぶ日々(ビジネスマネジメント学群 安田さん)

密着桜美林生活A面B面

授業やゼミ活動といったA面はもちろん大事。でもそれだけじゃなくて、大学案内やオープンキャンパスだけではなかなか知ることができない、サークルやアルバイト、ボランティアや趣味といった私生活のこと、つまりB面のことも気になるところ。そこで本誌ビビビッ!が現役オベリンナーの「学生生活のA面とB面」を覗き見してきました!

 

※本記事は2022年6月に取材した内容をもとに構成しています。

大学で幅広く学べたからこそ、夢が変わった

安田さんがビジネスマネジメント学群を志望したきっかけを教えてください。

高校時代からウエディングプランナーになるのが夢だったんです。そのためにブライダルの専門学校への進学も考えたのですが、先生や親が「ウエディングプランナーは、大学でいろんなことを学んでからでもなれるよ」とアドバイスをくれて、大学に進学することにしました。

さまざまな大学を検討するなかで、ブライダル以外のビジネスについても幅広く授業を受けることができる、桜美林大学のビジネスマネジメント学群を志望したんです。

晴れて入学できたわけですが、これまで受けた授業はどうでしたか?

1、2年生のときは必修の授業も多くて、ブライダル以外のことも学ぶ機会がありました。3年生になってからは、もともと興味があったブライダルビジネスのことも含めて、幅広く学ぶことができるようになりましたね。

ゼミではどんなことを?

ホテルやブライダルなどの現場でのホスピタリティについて学ぶことができる、五十嵐元一教授のゼミに入りました。ホテルでアルバイトをしていた時期もあったので、ホテル業界にも興味があったんです。

ゼミでは模擬結婚式を行ったりしながら、「人をどう笑顔にするか」を学びました。特に印象に残っているのは、有名ホテルへの商品企画提案です。

あるホテルの商品を実際に考えるという授業だったんですが、私は
『親孝行プラン』というものを提案しました。お世話になっている親に贈ることができる宿泊プランで、利用した方はサプライズで子どもからのお手紙やお花をホテルでもらえたり、特別な食事やお酒を楽しめるというもの。提案したら、ホテルの方も『いいね』と褒めてくれたので、嬉しかったですね。

実際に現場で働く方に評価してもらえるのは嬉しいですね。卒業後の進路は予定通りブライダル業界に?

いえ、それが違うんです。桜美林大学での日々を通して、自分の興味関心が広がっていって。ブライダル業界ではなくて、雑貨店を運営する会社に就職することにしました。ゼミでやりがいを感じた商品企画は、ブライダル業界でなくてもできると思ったので。

おお、それでは高校の頃の夢に変化があったんですね!

はい。もし専門学校に行っていたら、違和感があってもブライダル業界に就職するしかなかったかもしれない。高校時代に先生や親からもらったアドバイスに耳を傾けていなければ、まったく違う人生を歩んでいたと思うんです。

ビジネスマネジメント学群で幅広く学べたからこそ、本当にキャリアの選択肢が広がりました。今では、この大学に入る選択をしてよかったなって思っています。

沖縄エイサー部と学祭実行委員で、笑顔を届けてきた

さっき、キャンパスで踊っているのを見かけました。

本当ですか(笑)!私、沖縄エイサー部「桜風エイサー琉球風車」に所属しているので、その練習をしていました。
エイサーは、沖縄でお盆の時期に踊られる伝統芸能です。「桜風エイサー琉球風車」は、沖縄の伝統芸能「エイサー」を練習して、様々なイベントを通して披露する団体です。

安田さんは沖縄出身なんですか?

いえ、違うんです。けっこう沖縄出身じゃないメンバーもいますよ。私が入ったのは、毎年開催される新入生向けのサークル・学生団体紹介&勧誘イベント「うぇるびりんフェスタ」がきっかけです。

そこで「桜風エイサー琉球風車」のパフォーマンスを見たときに、踊ってる皆さんがすごく輝いて見えたんです。そんな先輩たちの姿に惹かれて、友達を誘って説明会に行ってみたら、人の雰囲気もすごく良かったので、入ることにしました。

沖縄エイサー部の活動拠点は町田キャンパスで、安田さんが所属するビジネスマネジメント学群は新宿キャンパスですよね。練習のたびに通うのは大変では?

はい。でも、友達が欲しかったこともあって、入ることにしました。実は、新宿キャンパスの大学祭実行委員会にも入っていたので、めちゃくちゃ大変だったんです(笑)。でも、沖縄エイサー部も大学祭実行委員会も、先輩方の理解があり、自主練に付き合ってくれたり、休んだミーティングの内容を共有してくれたりしたので、どちらも辞めずに最後まで走り切ることできました。

沖縄エイサー部では、どんな活動を?

日々の練習と、老人ホームや高校、地域のお祭り、学内のイベントなどでのパフォーマンス。あと、大事な道具は部員の手作りです。踊りだけではなくエイサーや曲の意味、沖縄についても学ぶために、沖縄で合宿も行なっています。

さぞかし忙しいと思うんですが、喜びを感じる瞬間はどんなときですか?

お客さんを楽しませられたり、盛り上げられてるなって感じる瞬間ですね。老人ホームで踊り終わったあとに、おじいちゃんおばあちゃんが『かっこよかったよ!』って言ってくれたり、修学旅行の事前学習として高校生の前で踊ったとき、生徒たちが楽しんでいる顔を見られたりすると、嬉しくなります。

3年生の時には沖縄エイサー部で役員になったんですけど、もともとあまり引っ張っていく性格ではなかったり、就活と大学祭実行委員の活動もあって、さらに大変だったんですけど…でも、その分充実はしてたし、すごくいい経験ができたと思っています。