コラム

地方在住の方必見!上京エピソード 沖縄編

地元に残る?それとも上京して大学に進学?

東京の大学に進学するか、それとも慣れ親しんだ地元に残るか…。地方に住んでいる高校生や受験生の方にとって、これは大きな選択ですよね。
 
上京を決めている人にとっても、「東京での大学生活ってどんな感じなんだろう?」「慣れない都会でやっていけるかな…」と不安に思うこともあるはず。そこで今回は、沖縄県出身で桜美林大学に進学した2人の先輩に話を聞きました!
 
地方から桜美林大学に進学した後の生活をイメージするための参考になると嬉しいです。

PROFILE
左:浦崎さん/航空学群 4年生 沖縄県那覇市出身
右:崎山さん/リベラルアーツ学群 2年生 沖縄県石垣市出身

Q1:地元から離れた桜美林大学を選んだ理由を教えてください。

  • 浦崎さん

    家が那覇空港の近くにあって、幼い頃から飛行機をたくさん見て育ったので、「かっこいいな」と航空業界に憧れを抱くようになったんです。「航空業界のことを幅広く学んで活躍するためには、桜美林大学の航空学群しかない」と思って、入学しました!

  • 崎山さん

    僕は、地元で教師をしている父が桜美林大学出身なんです。父からずっと大学の話を聞いていて、「自分も都会に出てみたい」と思っていたし、留学もしたかったので、桜美林大学に入学しました。父と同じ教師になりたいという夢もあるので、リベラルアーツ学群を選びました。

Q2:上京・入学して驚いたことや、印象に残っていることを教えてください。

  • 浦崎さん

    最初に驚いたのは、渋谷のスクランブル交差点の人の多さですね(笑)「こんなに人がいるんだ!」って。山手線にも乗ったのですが、運行本数も一台あたりの車両数も、電車がない沖縄出身の自分からすると想像できない多さで。

  • 崎山さん

    わかる!僕が生まれ育った石垣島は、少し外に出れば知り合いに会うような環境だったんですが、東京は真逆でした。街を歩いていても知り合いに会うことはほとんどないし、みんなどこに向かって歩いているのかもわからず、ぶっきらぼうな表情をしていて…なんだか冷たい印象を受けてしまって、初めのうちはすごく怖かったなぁ(笑)

Q3:他に、地元との違いを感じたのはどんな点ですか?

  • 浦崎さん

    まずは冬の服装ですね。東京の人は冬になったらおしゃれなコートを着ているけど、沖縄だったら真冬でも薄手のジャンパーくらいですむくらいの気温なので。
     
    大学一年生の冬は、まだ慣れていなくて「沖縄県民は着込まないとダメだよ」と心配されるくらい寒がっていました(笑)

  • 崎山さん

    うんうん。東京は沖縄の気候とは全然違うから、服装は重要ですよね…。

  • 浦崎さん

    あと、電車やバスが時間通りに来るのも感動したなぁ。そもそも沖縄だと電車移動はしないし、バスも遅延が当たり前だったから「東京はなんて素晴らしい場所なんだ」って(笑)

  • 崎山さん

    僕は一足先に沖縄を出て進学した兄の話を聞いていたので、なんとなく頭では東京での生活をイメージしていたんです。それでもやっぱり最初の頃は慣れなかったけど…心の準備ができていたのはよかったかも。

Q4:入学後、地元出身の学生同士のつながりは感じられましたか?

  • 浦崎さん

    航空学群はみんな多摩キャンパスで学んでいて、アットホームな環境でもあるので、先輩や後輩に沖縄出身の人がいると周りから「あの人もそうだよ」と情報が回ってくるんです。だから「沖縄仲間だね」といった感じで、大学ですれ違った時に挨拶をしたり、「勉強が落ち着いたらご飯に行こうね」なんて約束をしたりしました。

  • 崎山さん

    「沖縄出身」っていうと、周りの人が結構反応してくれますよね。「いいなー!」と言われることも多くて、沖縄出身なのが当たり前な自分にとっては新鮮な気持ちでした(笑)

  • 浦崎さん

    うんうん。就活の時も面接官の方に「沖縄出身なんだね」と気にかけてもらって、話のきっかけにしやすいなと思いました。

  • 崎山さん

    地方出身だと、地元ネタの話ができるっていう良さもあるのかも!

Q5:アパートやマンションはどんなふうに決めましたか?

  • 浦崎さん

    今は大学から徒歩10分圏内のアパートに一人暮らしをしているんですが、実は大学に入ってから一度引越したんです。はじめは大学の最寄りの多摩センター駅から2駅離れた場所にアパートを借りていたんですが、航空学群の海外研修から帰国して、その距離が遠く感じるようになってしまって…。
     
    就活や大学祭の実行委員会で大学に行く頻度が多いので、「やっぱり近いっていいな」と思いますね。それと、家から徒歩圏内にスーパーマーケットがあるのも大事かも。自炊の頻度が増えるからお財布にも健康にもいいのでオススメです!

  • 崎山さん

    僕はお手軽な価格で食事も出してもらえる賃貸物件を見つけたので、そこに住んでいます。他大学の住人の友達もできたし、この選択は大正解だったと思います!
     
    僕が通っている町田キャンパスは駅から少し離れているので、駅の近くに住むか、大学の近くに住むかで迷いました。最終的には、駅から大学まではスクールバスが出ているし、生活の利便性を考えたら電車で都心に出やすい方がいいかなと思って、駅近くの物件にしました。

  • 浦崎さん

    桜美林大学の学生向けに学生寮やマンション・アパートを紹介してもらえるサービスもあるみたいだし、参考にしてみるといいかもしれないね。
     
    ※桜美林大学の「住まいのご紹介」ページはこちら

Q6:地元にいる家族や友人とはどれくらいの頻度で会っていますか?

  • 浦崎さん

    お正月と夏休みは帰っていますが、それ以外ではなかなかこまめには帰省できていないですね。姉が2人いるのでタイミングを合わせたりもします。あ、最近は弟の高校の卒業式にみんなでサプライズ帰省をしました!

  • 崎山さん

    僕も同じくらいの頻度です。やっぱり交通費もかかっちゃうので、航空券のタイムセールを狙ったり、なるべく早めに計画を立て安く購入したりと工夫しています!

  • 浦崎さん

    わかる!航空券をいかにお得にGETするのかは大事なポイントですよね。

Q7:卒業後は、東京あたりで生活 or 地元にUターン or その他(他の地域や海外)であれば、どれを希望していますか?

  • 浦崎さん

    僕は2026年の4月から羽田での就職が内定しているので、都内に残る予定です!せっかく上京してきたので、東京で勝負したいという気持ちがあり、就活中も都内をメインに考えていました。
     
    でもやっぱり、沖縄の企業も一度は見てみたいと思ったので、沖縄の航空会社にインターンで行かせてもらったりもしました。結果的には念願の企業から内定をいただけたので、春から頑張りたいと思います!

  • 崎山さん

    僕はもう少し時間をかけて進路を決めようかなと思っています。だけど、少なくとも教育に関わる仕事はしたい!地元で学校の先生になるのも、東京に残るのも、どちらも魅力的だと感じてます。
     
    海外にも興味があるので、慈善団体などに加わって、海外で日本語や英語を教えることが最終目標です!

Q8:最後に、桜美林大学に興味を持っている地方の方へメッセージをお願いします!

  • 浦崎さん

    地元から出るのは勇気もいることですし、決断するには周りの意見も大事になってくるとは思います。でも、挑戦して進むことで、自分の考え方や将来やりたいことがどんどん広がっていくと思うので、恐れずにぜひ踏み出してみて欲しいです。桜美林大学のキャンパスで待ってます!

  • 崎山さん

    桜美林大学独自の学群制(※)やメジャー・マイナー制度(※)はとても魅力的だと思うし、留学を考えている人にはとても恵まれた環境だと思います。自分自身の「これがやりたい!」という気持ちに素直に従って全力で取り組んでみたら、おのずと道は開けるのかなぁと。
    ぜひ桜美林大学でいろんな経験をして、考えを深めて、自分のやりたいことに向かって頑張ってください!
     
    ※学群制
    特定の分野だけではなく、隣接した分野も広く学ぶことができる仕組み。各学群の持つ専門科目の中から興味のある科目を選択して、自分の学びの形を作り上げていくことができます。
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    ※メジャー・マイナー制度
    桜美林大学では、自分の興味や志向に合わせて、オリジナルの学びをつくり出すことができます。
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