Q.どんな高校生でしたか?
A.東京の高校に進学したものの、当時は将来についてあまり深く考えられておらず、遊びが中心の生活で勉強にも身が入りませんでした。結果的にその高校は退学し、通信制の高校へ転校しました。
でも、高校で起業や表現活動に取り組む同級生たちに出会って、大きな刺激を受けたんです。その影響で、「自分は何をしたいのか」を真剣に考えるようになりました。テストの点数など、数字で評価される教育にどこか違和感を持っていた自分にとって、「自ら生み出す学び」との出会いは、大きな転機でした。
Q.なぜ進学先に教探を選んだのですか?
A.もともと大学に進学するつもりはありませんでした。でも、あるとき何気なく見た大学のパンフレットで、桜美林大学に新しく開設された教探の存在を知ったんです。
そこで紹介されていたファシリテーションや対話を大切にする学びのスタイルに強く惹かれて、「もっと知りたい!」と思い、オープンキャンパスにも参加しました。実際に話を聞いたり、雰囲気に触れたりする中で、面白い人たちと出会い、「思いきりチャレンジできる環境がある」と感じ、「ここなら何かできるのではないか」と思ったのが、志望のきっかけです。
Q.教探に入って、どのような変化がありましたか?
A.高校生まで教育に違和感を持っていたんですけど、教探に入ってから、島根の高校で学びを支援し、地域と連携しながら教育に関わる活動をする中で、その考えが大きく変わりました。
卒業後には島根で教育に関わることを考えているくらい、「いまの高校生には可能性があるし、自分が変化をもたらせる可能性がある!」と感じています!
Q.なぜそんな変化が?
A.いろんな人と話せる機会があったことは大きいですね。合格したあと、合格者や先生とZoomで話す機会があって、そこで話した先生や学生がおもしろかったんです!その他にも、国際交流で韓国の学生と繋がったり、地方の人とつながったりして、刺激を得ています。入学前に「ここなら面白い人たちがいて、やりたいことにトライできるのではないか」と感じていましたが、実際に自分で行動してチャレンジを重ねたからこそ、本当にその環境を自分のものにできたと感じています。
Q.これからやってみたいことは?
A.地域交流サークルの幹部として、大学と地域をつなぐ活動に取り組んでいるんですが、教探で学んだファシリテーションの力を大学の外でさらに活かしていきたいですね!