密着桜美林生活!A面B面

「語学漬け」で、想像以上に成長できる毎日。(グローバル・コミュニケーション学群 高倉さん)

密着桜美林生活A面B面

授業やゼミ活動といったA面はもちろん大事。でもそれだけじゃなくて、大学案内やオープンキャンパスだけではなかなか知ることができない、サークルやアルバイト、ボランティアや趣味といった私生活のこと、つまりB面のことも気になるところ。そこで本誌ビビビッ!が現役オベリンナーの「学生生活のA面とB面」を覗き見してきました!

 

※本記事は2022年6月に取材した内容をもとに構成しています。

中国語で学ぶ日々を通じて、想像以上に成長できた

高倉さんは、「漢語橋」という中国語コンテストに出場したそうですね。

そうなんです。「漢語橋」って、中国で本戦が行われるんですけど、東日本地区の大会で1位になることができて。本戦にも出させてもらいました。

私が出た大会は、コロナの影響でオンラインでの開催になってしまったんですが、世界各国の参加者がいて、「こんなに世界中に中国語を学ぶ人がいるんだ!」と刺激を受けました。もちろん、私より断然中国語が上手い人もいましたし、「これからも頑張ろう!」っていう気持ちになりましたね。

中国語特別専修に所属しているそうですが、どんなことを学んでいるんですか?

中国からネイティブの先生方が教えにきていて、1年生の時は基礎をみっちり学びました。あと、この専修には「グローバル・スタディーズ科目」という、中国語を学ぶのではなく“中国語で”、しかも中国から来たネイティブの学生たちと一緒に世界の政治・経済・文化について学ぶ授業もあるので、2年生からはそうした科目を履修していました。

そもそも、なぜ中国語特別専修に入ろうと?

きっかけはドラマです。今から5年前くらいのことですけど、たまたまテレビで中国のドラマをやっていて、なんか面白そうだなと思って観るようになったんです。特にドラマの主題歌が本当に印象に残っていて、「この曲の歌詞とか、ドラマのセリフを理解してみたいな」と思って、独学で中国語の勉強を始めました。

中国語をさらに極めたいなと思い、いろんな大学を探していくうちに、桜美林大学の中国語特別専修のホームページに「中国語漬け」っていう言葉を見つけて。中国語に毎日触れる機会があるなら、語学力も向上しますし、面白そうだと思って志望しました。

まさに中国語漬けの生活を送りたかったわけですね。実際に入学してみてどうですか?

中国語で授業を受けるのって結構ハードだなと最初は思ったんですけど、やってみると案外楽しいです!将来はこれまで培った語学力を活かして、人の役に立つお仕事をしたいと思っているので、これからも頑張って勉強していきたいと思っています。

学内アルバイト情報サイトを、学生バイトとして運営

高倉さんは、プライベートではどんなことを?

2年生の6月頃から、学内アルバイトをしています。「ON CAMPUS JOB」っていう、学内アルバイト情報サイトがあるんですけど、その運営を大学の職員さんと一緒に行っているんです。

学生が運営に関わる体制になったのは2021年で、私は初期メンバーとしてその体制の立ち上げをやりました。今の学生メンバーは8人で、サイトの運営やティーチングアシスタントなどの求人掲載依頼のメール対応などをやっています。立ち上げから1年経って、だいぶ順調にまわるようになってきましたね。

学内アルバイト情報サイトの運営を学生が担うというのは、面白いですね!でも、学業も忙しいでしょうし、大変じゃないですか?

全然苦じゃないですよ。アルバイトの作業の多くはオンラインなので、授業の合間にもできますし。むしろ、他のメンバーと一緒に作業をしたり、なにか課題があったときにマニュアル通りに対応するんじゃなく、自分で考えて解決したりできるのは楽しいです。

なるほど。キャンパス内に友達も増えそうでいいですね!バイト以外の時間はなにをしているんですか?

中国語に興味を持つきっかけになったドラマ鑑賞は、今でも好きですね。今では中国のドラマも字幕なしで観れるようになりました。それに、韓国のドラマだったり、他の海外ドラマも観たりしています。主題歌を聴くのも好きで、ほぼ毎日中国の曲を聴いてますね。

日本の曲を中国版にした曲も結構あるんですよ。たとえば、中島みゆきさんの『銀の龍の背に乗って』っていう曲を、范玮琪さんっていうアーティストが『最初的梦想』っていう曲でカバーしていたりとか。その日本語の歌詞と、中国語の歌詞が全然違うので、その違いを知るのも楽しいです。

まさに、学業もプライベートも中国語漬けなんですね!

大学のホームページに「中国語漬け」って書いてありましたけど、その通りな学生生活になっていると思います(笑)「漢語橋」に出ることができたり、中国の友達ができたり。入学前はまさかこんなにいろんな経験をさせてもらえるとは想像していなかったので、学生生活にはとても満足しています!