密着桜美林生活!A面B面

自分だけの学びやインターンで、想像を超えた自分と出逢えた。(リベラルアーツ学群 仮屋さん)

密着桜美林生活A面B面

授業やゼミ活動といったA面はもちろん大事。でもそれだけじゃなくて、大学案内やオープンキャンパスだけではなかなか知ることができない、サークルやアルバイト、ボランティアや趣味といった私生活のこと、つまりB面のことも気になるところ。そこで本誌ビビビッ!が現役オベリンナーの「学生生活のA面とB面」を覗き見してきました!

 

※本記事は2022年6月に取材した内容をもとに構成しています。

英語学と物理学。異なる学びをカスタマイズ

仮屋さんが桜美林大学を選んだきっかけは?

第一志望の大学に落ちたことがきっかけです。「この後どうしようかな」と悩んだんですけど、落ちたことを嘆くのではなく、やりたくてもできなかったことを学べるチャンスにしようと。そのためにも、偏差値や学校の知名度ではなく、興味があることができる大学に入ろうと思ったんです。

高校時代は文系だったんですが、理系の学問にも興味があって。しかも興味のある理系の大学への留学プログラムがあったので、桜美林大学を選びました。あと、リベラルアーツに関心があったのも大きいですね。

なるほど。入学後は念願通り、理系の勉強を?

入学当初はまだ自分の興味も明確じゃなかったので、つまみ食いじゃないですけど、文系や理系といった枠にとらわれず、興味ある授業を幅広く受けていました。そうするなかで、だんだんやりたいことが見えてきたんです。

僕はモータースポーツがずっと好きで、将来も関われないかと思っていたんですけど、エンジニアとして関わるのは難しそうだったため、英語学を学ぼうと思いました。モータースポーツの現場では、言語でのコミュニケーションがとても重要なので。なおかつ、物理学も学ぶことで、幅も広げてみることにしました。

英語学と物理学、どちらも学んでいるんですか。

そうですね。桜美林大学では、主専攻以外に副専攻を持つことができる「メジャー・マイナー制度」があるので、英語学を専攻しつつ物理学を副専攻にして、自分なりに学びをカスタマイズしています。

受験生の頃、大学の授業って「先生から教わるもの」っていうイメージがあったんですけど、僕はむしろいろんな学問を学んだ上で、自分なりのものの見方をつくっていくような、「創造する学び」の環境に身をおいてみたいと思っていたんです。

その点、桜美林大学は先生から教えてもらうだけじゃなく、自分だけの学びを創り出せる環境で。学びに対して寛容で、いろんな授業を受けられますし、個性豊かな学生がいるので日々刺激を与え合っている気がします。同じ授業を受けていても、「僕はこう思う」「私はこう思う」と、自分なりの考えを言い合えるんですよ。そんな環境が、僕は肌に合っていましたね。

いろんな学問を学ぶ中で、自分なりに今後やりたいことは見えてきましたか?

はい。卒業後は大学院に行こうと思っていて、そのために今は受験勉強中です。モータースポーツの現場で、言語がどのように使用されているかを研究したいんですよ。

人生の中で、本気で勉強ができる時期って限られていますよね。だからこそ、今は興味があることを思いきり勉強してみたいなって思っているんです。

「桜インターン」に入って、価値観が広がった

プライベートではどんなことを?

モータースポーツが好きで、休日はレースの観戦やモーターショーに行っていますね。いつからモータースポーツが好きだったかは記憶になくて、物心ついたときにはもう車にべったり、といった感じでした(笑)

コロナが広まってからはあまり行けなくなってしまいましたけど、前は「Super GT」っていうレースを観に行ったり、「東京モーターショー」に行ったり、モデルカーを集めたりしてました。

そんなふうに、1年のときまでは学祭に行かずにモーターショーに行ったりしてたんですけど、オープンキャンパスの運営・入試のサポートをする「桜インターン」に参加したことで、生活がかなり変わりましたね。

どんなふうに変わったんでしょう?

それまではひとりで行動することも多かったんですが、他の学群の学生や先輩・後輩とつながりができたんですよ。以前は学祭にも行ってなかったような僕が、3年のときにはイベント係でリーダーに抜擢されて、イベントを運営する側にまわったんです。

慣れないことなので苦労しながら活動したんですが、僕が関わった新入生を募集するイベントに来てくれた後輩たちが、のちのち「桜インターン」に入ってくれたり、チームをリードする立場になってくれたりして。

イベントを通じてインターンに興味を持ってくれたり、やる気を出してくれた人がいたことを実感して、自分が一生懸命頑張ったことが無意味じゃなかったと、嬉しくなりましたね。

「桜インターン」での経験は、仮屋さんにとってかなり大きかったんですね。

そうですね。あの経験を通して、結構自分が変わったと思います。前はそんなに積極的にコミュニケーションをとるほうじゃなかったですが、活動を通していろいろな人と関わるなかで活発になったし、価値観が広がりました

あのとき「リーダーやらない?」って声をかけてくれて、それを受け入れていなかったら、ぜんぜん違う学生生活だったかもしれない。こうして学生生活について取材を受けることもなかったと思います。いろんな価値観を持つ友達を作りたい方には、「桜インターン」はすごくおすすめですね。