――そこで桜美林大学を知ったんですね。
そうなんです。それがきっかけで、桜美林大学に興味を持つようになって。他大学のパンフレットを取り寄せたりもしましたけど、オープンキャンパスで感じた雰囲気がすごくよくて、数学も学べるし、ココだ!って。
――ビビビっと!(笑)。でも結果的に、数学が学べるリベラルアーツ学群ではなく芸術文化学群を選んでいますよね。それはどうして?
高校で美術部に入っていたし、昔から趣味で作品を作るのが好きだったので、芸術系の大学に行きたいという思いはずっとあったんです。でも「芸術を学んだその先に、果たして就職できるのか?趣味として続けたほうが無難なんじゃないかな?」と思って、踏ん切りがつかなくて。
で、悩みに悩んだ結果、願書の提出期限の直前に、「リベラルアーツ学群」と書いていた書類を、「芸術文化学群」に書き直して提出しました(笑)。
――おお、ギリギリの決断(笑)!
やっぱり学群を超えて単位を取得できるのはありがたかったですね。大学を変えずに、芸術も数学も学べるので、どちらも学びたい私にぴったりだと思いました。
あと、私は総合型選抜(旧・AO入試)で芸術文化学群を受けたんですけど、作品審査があったんですね。作品のテーマは特になくて、自分が好きなものを作って、それを評価してもらうんです。その入試システムも、「これなら自分にもできそうだ」と自信になりました。