わたしの学びエピソード

「多文化共生×心理学」で見つけた私らしい未来

一人ひとりの「咲かせる想い」がここに。

自分も人も、咲かせる桜美林大学の学び。
すでに社会で活躍している卒業生やキャンパスで学んでいる在学生が、今、何を咲かせ、未来に何を咲かせようとしているのかを、インタビューでご紹介します。

目次
  • 山本 風香
  • 将来の目標を探している途中の私にピッタリの学群
  • メジャーとマイナーで自分らしく学びをアレンジ
  • 学群での学びが自分自身を見つめ直すきっかけに
  • 多文化共生とコミュニケーション
  • 他者を思いやる力を将来のキャリアにつなげたい
  • 受験生へのメッセージ

山本 風香

リベラルアーツ学群 4年
神奈川県 横浜高等学校出身

将来の目標を探している途中の私にピッタリの学群

——なぜ桜美林大学のリベラルアーツ学群を選びましたか?

 

大学で何を勉強したいか、卒業後にどんな仕事に就きたいか。高校時代に明確な目標を見つけられずに、悩んでいる人は多いと思います。
私も高校時代に「将来の夢」がわからず、大学選びにとても苦労しました。そんな時に出合ったのが、入学後にさまざまな分野を選んで学ぶことができる桜美林大学のリベラルアーツ学群です。
 
なんとなく興味をもっていた心理学を学べることもあり、ここなら本当にやりたいことを見つけられるかもしれないと期待を込めてリベラルアーツ学群に進学しました。

メジャーとマイナーで自分らしく学びをアレンジ

——学生時代に力を入れた勉強を教えてください

 

リベラルアーツ学群は32の多彩な学問領域から、メジャー(主専攻)とマイナー(副専攻)を選んで組み合わせて学べるところが魅力。1年次には学びの基礎を培いながら、いろいろな領域に触れて、興味のあること、将来につながりそうなことを、自分らしく選んでいくことができます。私はメジャー(主専攻)に「多文化共生」を、マイナー(副専攻)に「心理学」を選択しました。
 
「多文化共生」では主にジェンダー問題や外国人差別など、多様性を尊重する社会の在り方や、その背景にある問題を学んでいます。スポーツにおけるジェンダー問題では、性自認が女性であるトランスジェンダー選手が女子競技に参加することに対し、競技として不平等になるという意見と、性自認を優先すべきだという意見に分かれるなど、世界的に大きな課題になっていると知り、私自身もどのように意見をもつべきか、深く考える機会を得られました。
 
また「心理学」では、社会心理学、教育心理学、健康心理学など、さまざまな分野で応用できる分野を幅広く学んでいます。「心理学」で印象に残っているのは、福祉心理学で学んだ児童虐待のテーマです。
虐待の背景には親が抱えているストレスがあり、その結果として感情のコントロールができなくなることを知りました。SNSで児童虐待が非難される場面をよく目にしていましたが、自分や周囲でも起きてしまうかもしれないと、身近な課題として当事者意識を持って考えられるようになりました。

学群での学びが自分自身を見つめ直すきっかけに

——大学での学びを通して成長を感じたことは?

 

「多文化共生」で多様性や差別について学び、「心理学」で課題を抱えている人の社会的な背景や原因を学んだことで、差別や心の問題が自分を含めて身近なものであること、自分自身も図せずに差別をする側になってしまったり、心の課題を抱えてしまったりする可能性があると考えるようになりました。
 
これまで私が“当たり前”だと考えていたことが、すべての人の常識ではないということ。改めて自分の考え方を第三者的に見つめることで、自分自身が社会的な固定観念に組み込まれていると感じることが多くありました。こうした気付きは、物事に対してしっかりと考えたうえで向き合っていく意識を与えてくれただけでなく、他者に対しても自分の考え方を押し付けず、その人の立場になって考える力を与えてくれたと思います。

多文化共生とコミュニケーション

——印象に残っている授業や科目は?

 

私が多文化共生の分野に興味を持ったのは、2年次に受講した「多文化共生とコミュニケーション」の授業がきっかけです。特に差別に関するテーマが印象的で、たとえば見た目が外国人に見える人に対して、「日本語はわかりますか?」と聞いたり、英語で話しかけたりすることが、在日外国人やミックスルーツの人に対する差別になってしまうこと、親子と接する時に子どもから話しかけてきたのに親に対して返答すること、子どもに対して友達口調で話しかけることも差別に当たる場合があることを学びました。
 
それまで私は「差別はあってはいけないこと」という意識だったのですが、授業を通して差別が日常的なコミュニケーションにも潜んでいること、また自分が差別の当事者になっている可能性があることに大きな衝撃を受けました。この授業をきっかけに、アルバイト先でも、外国人のように見えるお客様にすぐ英語メニューをお出しするのではなく、まず日本語で話しかけることを心がけるように。また子どもに対しても、口調を変えずに敬語で接するなど、日常生活の中でも意識と行動の変化が生まれました。

他者を思いやる力を将来のキャリアにつなげたい

——今後の夢・目標について教えてください。

 

これまでの学びを通して、自分が社会的な固定観念に縛られていたと感じる瞬間が多く、一方で世界には自分の“当たり前”とは異なる考え方が多様にあることを知りました。そうした経験を踏まえて、これからは、先入観や固定観念によって形づくられている考え方-「ステレオタイプ」についてより専門的に研究したいと考えています。
また「多文化共生」と「心理学」の2つのプログラムは、他者を思いやる力や周囲とのコミュニケーション力を高めてくれたと感じています。卒業後はそうした知識と活かして、相手の立場になって物事を考え、多くの人を幸せにできる仕事に就きたいと考えています。

受験生へのメッセージ

目標が決まっていない中で大学での専門分野を選ぶのは、とても不安だと思います。私も高校生の頃は同じ不安を抱えていましたが、将来の目標や大学で勉強したいことが見つけられないという人でも、桜美林大学のリベラルアーツ学群ならば、少しずつ興味があることを見つけて、知識を深めていけます。最初はなんとなく“やってみたい”という気持ちで大丈夫!その一歩が、きっとあなたの将来を広げてくれるはずです。応援しています!