在学生・卒業生インタビュー
大好きな音楽を通して、多くの人に夢を届けたい!
UPDATE 2023.2.16
一人ひとりの「咲かせる想い」がここに。
自分も人も、咲かせる桜美林大学の学び。
すでに社会で活躍している卒業生やキャンパスで学んでいる在学生が、今、何を咲かせ、未来に何を咲かせようとしているのかを、インタビューでご紹介します。
自分も人も、咲かせる桜美林大学の学び。
すでに社会で活躍している卒業生やキャンパスで学んでいる在学生が、今、何を咲かせ、未来に何を咲かせようとしているのかを、インタビューでご紹介します。
芸術文化学群
音楽専修 3年
神奈川県 横須賀市立横須賀総合高等学校出身
バロック、ジャズなど「音楽」を多角的な視点で学ぶ
子どもの頃から続けてきた大好きな音楽を幅広く学びたいと思い、音楽専修に進みました。音楽専修では多様な音楽を学ぶことが魅力で、私はバロック、宗教音楽、ジャズを選びました。バロックではチェンバロやオルガンといった普段触れることの少ない楽器を演奏することができます。ジャズにはアンサンブルの授業があり、セッションをすることでそれぞれの楽器について深く知ることができます。アンサンブルの中での自分の役割を考えるなど、音楽をさまざまな視点で捉える大切さも学んでいます。また「音楽療法」という授業では、音楽と心の結び付きを知ることができました。このほかにも、好きな英語系の教科を学べることや、留学ができることも音楽専修の魅力でした。
大学ではジャズアンサンブルのメンバーや教職課程を履修している友達と、好きな曲やジャンルについて話したり、音楽や授業の楽しさを共有したりしながら楽しく過ごしています。夢に向かって頑張る先輩や友達の姿を見ていると、カッコいいと思います。また、先生の演奏法や個性にも強い影響を受け、自分もそうなりたいと憧れます。
充実した設備に囲まれて、思う存分に楽器を楽しめる日々
大学では音楽棟と東京ひなたやまキャンパス芸術図書館をよく利用しています。図書館には芸術系の資料が豊富で、歴史や音楽家について知りたいときや、楽譜を探すときなどに活用します。また、バンド活動で利用するアンサンブル室も使いやすくて気に入っています。部屋が広く、グランドピアノ、打楽器、アンプなど、必要なものは何でも揃っています。
大学生活では、やはり楽器に触れている時間が一番長いと思います。ピアノの前には平気で5~6時間は座っているし、少し時間があるとすぐに作曲を始めてしまいます。音楽は自分自身を素直に表現できる手段であり、気持ちによって奏法が変わる面白さがあります。ストレス発散にも最適で、楽器を演奏することで気分がリフレッシュできます。指回しやアドリブソロをうまく弾けるようになったときには達成感が得られ、自分のスタイルが確立されていくのを感じます。
自分を責めるより、自分を褒めて音楽と向き合う
楽器の演奏をしていると、どうしても壁にぶつかるときがあります。ピアノを弾くときの響きを考えた場合、自分の手がもっと大きければいいのにと思ったり、トランペットならもっと力を抜いて、それを維持して吹けたらいいのにと考えたりします。
そんなときは自分を責めるのではなく、自分を褒めることに意識を切り替えています。深呼吸して練習をリスタートするだけでも、かなり落ち着くことができます。音楽は基本的に練習すればするほど自分のものになっていくので、練習を積み重ねて自信を付けることが一番です。どうしてもブルーな気持ちになってしまったときは、先生や友達に話を聞いてもらうことで前向きになれます。私自身は深く考え過ぎることは滅多にないのですが、だからこそ悩んでいるときは、相当気分が落ちているのだろうと、周りが気にかけてくれるのでありがたいと思っています。
多くの人に夢を与えられる仕事がしたい!
桜美林大学で学んだことで、自分の意志で積極的に行動できるようなりました。例えば、楽器練習やアンサンブルでどうすれば音に自分の個性を出せるか、「魅せる」演奏法ができるだろうか、といったことを研究するようになりました。そうやって日々いろいろな目標を立てながら、充実したキャンパスライフを送っています。
将来は、大学で学んだ楽器や演奏法を活かしたバンド活動や、得意な英語を使って音楽を広める活動など、多くの人に夢を与えられるような仕事がしたいと思っています。音楽専修では発表などで人前に立つ機会が多いのですが、小学生の頃から人前に立つ仕事をするのが夢なので、これからも大学生活を通してさまざまなことを経験しながら、夢に向かって努力を続けていきます。
ジャズポピュラーアンサンブル
ジャズピアノやアンサンブルに取り組んでいると、悩みも忘れて心から楽しさを感じます。また、自分の好きな曲調をバンド全員で演奏することができるため、みんなで一つの音楽を創り上げていくことで楽しさを共有できるのも魅力です。この授業を通して、音楽の話や相談ができる友達に出会うことができました。
きれいなテラスと練習に打ち込める練習室
東京ひなたやまキャンパス内にきれいなテラスがあり、よく足を運んでいます。落ち着いたスペースなので友達と昼食を取ったり、空き時間にのんびりしたり、風を感じられる気持ちのいい空間です。また、音楽棟にある練習室もお気に入りです。練習室にいると、自分の世界に没頭することができます。20時まで練習できるので、練習の追い込みにも活用しています。
大学はこれまで学んできたことを最大限に活かせる場所であり、将来の夢に一歩ずつ近づける場所でもあります。また、自分のやりたいことをしっかり学びながら目標を見つけることができます。私自身もコンテストに参加して人前に立ったり、オープンキャンパスで演奏法を指導したりと、多くのことを経験しながら将来に向かって着実に歩んでいます。受験生の皆さんには自分を信じて頑張ってほしいと思います。そして桜美林大学で楽しい思い出をたくさん作ってください!
本記事は2023年度大学案内冊子(2022年4月発行)に掲載された内容を加筆編集しています。