コラム

書けなかった自分の特技や長所が見つかる! 総合・推薦型入試準備セミナー実践編に潜入してみた(前編)

総合型選抜や学校推薦型選抜の準備って1人でやるのは難しいですよね?
そんな準備をサポートするのが、桜美林大学で開催されている「総合・推薦型入試準備セミナー」

“入門編”と”実践編”に分けて、しっかりと対策することができます。入門編はオンライン、実践編は実際にキャンパスで行うそうです。今回はその実践編に潜入!実際にどんなことをやっているのかお伝えします。

目次
  • 実践編の紹介をする前に、入門編についても簡単にご紹介!
  • 1人で対策するより効率的!
    実際に講師・大学生からアドバイスをもらえる。
  • 桜美林大学 高大接続アドバイザー 
    樋口 孝一先生
  • 町田キャンパスで行われる
    「総合・推薦型入試準備セミナー 実践編」に参加してきました!
  • 13:45 会場の町田キャンパスに到着!
  • 14:00 講義開始!
  • 14:10 自己PRを書いてみよう!(400字)
  • 15:00 10分休憩タイム
  • 15:10 志望理由を書いてみよう!(400字)
  • 16:00 ワーク終了、最後のまとめ
  • 後編では実際にセミナーを受けてみた高校生にインタビュー!
    さらに、大学の先輩たちにこのセミナーがどう役に立ったのかも聞いていきます。

実践編の紹介をする前に、入門編についても簡単にご紹介!

入門編は3月から8月の毎週末にオンラインで開催しています。これまでの経験を棚卸ししながら、自分自身の興味関心に気付いていくことができます!その過程で、志望理由書・自己申告書を書くための材料集めをします。

 

※今回紹介する実践編に参加するためには、入門編の参加は必須なので要注意。
※詳しい開催日は桜美林大学受験生サイトで確認を。

1人で対策するより効率的!
実際に講師・大学生からアドバイスをもらえる。

セミナーの実践編では、集めた材料をもとに実際に自己申告書を書くことにチャレンジします。

 

ただ書き方を教えてもらうのではなく、実際にワークしながら進めていくのが特徴のこのセミナー。まずは実践編で教えてくれる樋口先生に、このセミナーでどんなことが学べるのかお伺いしました。

桜美林大学 高大接続アドバイザー 
樋口 孝一先生

  • 学生

    総合型選抜や学校推薦型選抜を受けようと思うと、「輝かしい成果」がないと難しいのかなというイメージがあります。このセミナーを開催される中で先生が感じることはありますか?

  • 樋口先生

    そう思われる人が多いと思うのですが、そんなことはないですよ!日本の高校生って「頑張ってきたこと、自分の特徴や特技、長所はある?」って聞くと「ない」っていう生徒が結構多いんです。でも話していくうちに「それあるじゃん!」って見えてくる。自分の持っている宝物に気付いていない子が多いのでもったいないなと感じています。

  • 学生

    それを聞いて安心した人がたくさんいると思います。対面の実践編の魅力はなんでしょうか。

  • 樋口先生

    志望理由書・自己申告書を書く材料が揃っていても、いざ書こうとすると何から書き始めたらいいかわからず、手が止まってしまうことはよくあります。実践編のいいところは、1人で考えるのではなく私やサポートしてくれる大学生、当日ペアでワークする高校生と一緒に考えていけることです!入門編で書き出した材料をもとに、実践編ではそれを実際に文章化して周りの反応がもらえるので、刺激になると思います。

  • 学生

    確かに、あまり関わりのない大学生や講師からコメントをもらう機会もとても貴重ですよね…!高校3年生の試験ギリギリまで部活で忙しい人もいると思うんですが、1、2回の参加でも何か身に付けられるものでしょうか?

  • 樋口先生

    セミナーはたったの2時間ですが、その2時間でもみなさんびっくりするぐらい意識が変わりますね。「今まで気付かなかったことに気付けた」「自分の興味関心に気付けた」「大学でどんなことを学びたいか明確になった」というような感想を毎回のようにいただきます。セミナーでの体験が、視点を少し変えるきっかけになってるんじゃないかな。

  • 学生

    実践編、すごくタメになりそうですね。逆に、入門編でどんなことをするのかも気になってきたのですが、どんな講座なのでしょうか?

  • 樋口先生

    入門編でもただ講師の話を聞くのではなく、さまざまなワークを通して自分の心の中を言語化していきますよ。そうすることで、今までは認識できていなかった、自分の興味関心や価値観に気付くことができます。両方の講座に参加してこそ、発見できることがたくさんあると感じています。

  • 学生

    講座を受けようか迷っている人に向けて、メッセージをお願いします!

  • 樋口先生

    自分自身の興味関心に気付いて、言語化できるってことはすごく楽しいことなんだということに一人でも多くの人に知ってもらえたらいいなと思っています。まずはぜひ体験してほしいです。会場でお会いできるのを楽しみに待っています!

町田キャンパスで行われる
「総合・推薦型入試準備セミナー 実践編」に参加してきました!

13:45 会場の町田キャンパスに到着!

    • ソワソワ、ドキドキしながら席に着きました。
    • 入門編で記入したワークブックを確認しながら開始を待ちます。

14:00 講義開始!

    • 初めに、先生から今日のセミナーのサポートをしてくれる
    • 桜美林大学の学生の紹介がありました。
    • あの人に相談してみようかな…!
    • 学群・専攻を教えてくれるので、自分の志望に近い人をチェック。
    1. オンラインで受講した入門編の振り返りをしてから、
    1. 本編の実践編講義がスタートです!

14:10 自己PRを書いてみよう!(400字)

    1. まず最初の5分間で、ワークブックに自分が書き出して
    1. きた過去の経験を見直します。
    1. ここからが対面セミナーの醍醐味!
      1. 次の5分間で自分の隣に座っているペアの人と共有
    1. します。

 

    1. 初めましてなのに、お互いのことを知れると盛り上がる!!
    1. ここから約20分間、書いたこと、話したことをもとに、
    1. 実際に原稿用紙を使って自己PRを書いていきます。
  • 誰かと一緒に経験したことを書くのがおすすめ!

 

    1. 書いている時間には、先生や在学生が座席の間を回ってくれているので、わからないことがあってもすぐに質問できます!
      1. 書き終えた人から積極的にアドバイスをもらって
      1. また書き加えて、どんどん自己PRを磨いていきます。

15:00 10分休憩タイム

    1. どのように関わると参加する高校生が価値を得られるか、
    1. 在学生も一生懸命考えてアドバイスしてくれています。

15:10 志望理由を書いてみよう!(400字)

    1. 今度は志望動機に移っていきます。
    1. 進め方は自己PRと同じです。

 

    1. まずは5分間で自分自身の経験の材料を確認します。
    1. その後5分間で志望動機についてペアで共有します。
    1. さっきよりも深い話ができていて、和やかな空気。
    1. 30分間で実際に志望理由を書いていきます。

 

    1. 「学びたい理由」は1番難しいけれど、最も自分らしさが出るところでもあります。
    1. 今実際に取り組んでいることと繋がっていると説得力が増す!とのこと。
    1. 書き上げた人から先生や学生にアドバイスをもらって
    1. どんどんブラッシュアップ。
    1. 自分になかった視点が見えてきて、
    1. 一歩踏み込んだ内容の志望理由書になっていきます。

16:00 ワーク終了、最後のまとめ

    1. 桜美林を受験しようと思うと、これでもやっと半分!
      今回扱った自己PR 400文字と、志望動機400文字。合計800文字。
    • (※桜美林大学の自己申告書は1200字〜1600字)

 

        1. 800字を書き上げることに本気で取り組むことで、
      1. 自分の頭で粘り強く考えるベースが育つのを感じました。
    1. 17:00までは自由に教室を使っていいとのこと。
    1. 何人もその場に残って、書いた文章を再度読み直し
      先生や在学生に質問している空間がとても印象的でした!

後編では実際にセミナーを受けてみた高校生にインタビュー!
さらに、大学の先輩たちにこのセミナーがどう役に立ったのかも聞いていきます。

セミナーでの学びが深いことはもちろんのこと、同じく切磋琢磨している高校生とワークすることで刺激にもなるそうです。
詳しくは後編で!こちらからチェック!