在学生・卒業生インタビュー

“航空大好き”な仲間が集まる環境で、憧れの航空管制官をめざす

一人ひとりの「咲かせる想い」がここに。

自分も人も、咲かせる桜美林大学の学び。
すでに社会で活躍している卒業生やキャンパスで学んでいる在学生が、今、何を咲かせ、未来に何を咲かせようとしているのかを、インタビューでご紹介します。

目次
  • 引地 美結
  • 01
    なぜ桜美林大学航空・マネジメント学群を選びましたか。
  • 02
    学生時代に頑張ったことを教えてください。
  • 03
    不安や挫折など、困難を乗り越えた
    経験について教えてください。
  • 04
    現在の達成度や今後の夢・目標について教えてください。
  • 印象に残っている授業や科目
  • 桜美林でのお気に入り
  • 受験生へのメッセージ

引地 美結

航空・マネジメント学群
航空管制コース 3年
千葉県立薬園台高等学校出身

01
なぜ桜美林大学航空・マネジメント学群を選びましたか。

こんな学群他にはない!
航空業界で必要な知識を学べる

 

小学生のときに、テレビドラマで知った航空管制官という職業に憧れました。航空・マネジメント学群の航空管制コースでは、航空管制に関する学びはもちろん、航空業界で活かせるスキルを習得できることに魅力を感じました。航空業界で働くために必要不可欠な英語や安全管理の考え方、気象など、幅広い分野が学べます。
大学で出会った友人たちは、私がそれまで知り合ってきた友人たちとは少し違います。飛行機や空港が大好きな人たちばかりなので、一緒に授業を受けたり勉強をしたりする度にとても刺激を受けます。高校までの勉強は「与えられるもの」という感じでしたが、大学での勉強は一から自分たちで築いていかなければなりません。同じ業界をめざす友人たちと切磋琢磨することで、楽しみながらもお互いを高め合うことができます。その意味で、とても大切な仲間たちです。
多摩キャンパスの図書室には航空雑誌、航空関連の専門書や、航空管制官採用試験に向けた公務員試験の対策本などがたくさんあるので、よく活用しています。また、親身に相談や質問に耳を傾けてくださる先生方も、頼もしい存在です。

02
学生時代に頑張ったことを教えてください。

英語を学んでよかった!メダリストとピンバッジを交換

 

2021年の夏に、東京オリンピック・パラリンピックのボランティア活動を経験しました。それぞれの大会では、これまで身に付けてきた英語力を生かして、出場選手や関係者の方々とコミュニケーションを取ることができ、あらためて英語の大切さを感じました。
選手の方から「ありがとう」の言葉を聞けたときは、大きなやりがいを実感することができました。パラリンピックでは、表彰式が終わるまでメダルを獲得した選手のアテンドも担当しました。表彰式を終えたドイツの選手と仲良くなり、ピンバッジの交換などの交流ができたことは忘れられない思い出です。

03
不安や挫折など、困難を乗り越えた
経験について教えてください。

オンライン授業にひと苦労……カギはコミュニケーション

 

コロナ禍によってオンライン授業を受ける期間が長くなってしまったため、専門的な内容を理解したり、英語の授業で先生とコミュニケーションを取ったりすることに、少し苦労しました。
友人たちとはZOOMやSNSでつながり、一緒に課題に取り組んだり、ときには空港に足を運んだりして理解の足りていない部分を補おうと努力しました。オンライン授業は対面授業に比べて、どうしても質問しづらい環境になってしまいます。しかし、チャット機能やメールを活用して、わからないことは積極的に質問するようにもしました。また、オンライン授業から対面授業に戻ったときには、ネイティブの先生をはじめ、できるだけ多くの先生方とコミュニケーションを取るよう心がけました。

04
現在の達成度や今後の夢・目標について教えてください。

レポート作成は「考えを深める訓練」、それが夢につながっていく

 

大学では、レポートなどを通して自分の考えを文章にして伝える機会がたくさんあります。自分が頭の中で考えていることを文章にする機会が増えたことで、より深く考えるということができるようになりました。また、レポートを作成する頻度が高まったことで、さまざまな物事についても無意識に考えを深めるようになったと思います。
将来の夢は航空管制官になることです。私の声を聞いたら安心してもらえる、この人の指示に従っておけば大丈夫、と思ってもらえるような管制官になることが目標です。管制官としてタイミングよく的確な指示を出すには、深く考える習慣が役立つと信じて学んでいます。
現在、航空管制官の採用試験合格をめざすサークル活動も行っており、私が代表も務めています。幹部の仲間と協力しながらサークルのメンバーを束ねていく中で、少しずつ、でも着実に力を付けていきたいと思います。

印象に残っている授業や科目

アビエーションイングリッシュ

 

2年生のときに履修しました。この授業では、学生が管制官役とパイロット役に分かれ、実際にトランシーバーを使って交信の練習などを行います。こうした学びを通して、ほかの授業の意義や、自分自身の「航空管制官になりたい」という意志も再確認することができました。

桜美林でのお気に入り

授業の合間の楽しみは、友人たちが集うラウンジ

 

私の一番のお気に入りの場所は、普段授業を受けている多摩キャンパスの3階にある学生ラウンジです。そこで毎日、友人たちと昼食をとっています。中には別のコースで学んでいる友人もいるので、ランチタイムは1日に1回、みんなと顔を合わすことができる貴重な機会です。ラウンジでご飯を食べながら、たわいもないことを話す時間は、授業の合間の楽しみにもなっています。

受験生へのメッセージ

今、このメッセージを読んでいる人の中には、まだ志望校を決めかねているという人もいると思います。皆さんには、ぜひ自分の好きな分野についてしっかり学べる大学を選んでほしいです。私も高校生のころは大学選びに苦労しました。でも、今こうして大好きな飛行機についてじっくり学べている大学生活に、とても満足しています。想像以上に楽しい!と心から感じています。少しでも興味のある方向へ進むことができれば、きっと楽しい大学生活が待っています。どうか頑張ってください!

本記事は2023年度大学案内冊子(2022年4月発行)に掲載された内容を加筆編集しています。