わたしの学びエピソード

学びたいことが全部学べる!“自分のための大学”に出会い見つけた将来の目標(リベラルアーツ学群 田中かほさん)

幅広いプログラムから関心に応じた探究と実践を積み重ねる場

桜美林大学のリベラルアーツ学群では、「統合領域」「社会領域」「人文領域」「自然領域」の4領域・30プログラム(※)の中から「メジャー(主専攻)」「マイナー(副専攻)」を選択し、関心のある領域について学びを積み重ねていきます。

 

そんなリベラルアーツ学群4年生の田中かほさんは、「学びたいことがたくさんある私にとって、桜美林大学のリベラルアーツ学群はピッタリだった」と語ります。

 

海外で子どもたちと一緒にミュージカルをつくるワークショップを行うなど、学外での活動にも精力的な田中さん。彼女の大学生活を振り返りながら、リベラルアーツ学群での学びをのぞいてみましょう!
 

※2026年度より4領域・32プログラムに変更予定

目次
  • PROFILE
  • 私のための大学に出会えた!
  • 留学をきっかけに芽生えた日本語教育への関心
  • 高校生との再会がいちばんの喜び
  • やりたいことを後押ししてくれる環境
  • 早めに情報収集し、オープンキャンパスに行こう
  • 誰かの人生に変化が起きるような場づくりを

プロフィール

田中かほさん

【学群】リベラルアーツ学群
【メジャー(主専攻)】統合領域 言語教育プログラム
【マイナー(副専攻)】統合領域 多文化共生プログラム、社会領域 教育学プログラム、人文領域 コミュニケーション学プログラム
【学年】4年生(※2025年度現在)
【所属】桜インターン、ディスカバ!メンター

私のための大学に出会えた!

――田中さんが桜美林大学のリベラルアーツ学群を選んだきっかけを教えてください!

 

田中さん 高校生のとき、いろんなものに興味があったんですよね。教員免許も取りたいし、心理学も学んでみたいし、留学にも行きたいし…。でも、教員になるには教育学部に入って専門的に学ぶのが一般的。「もし教育学部に入って学ぶ内容が合わなかったらどうしたらいいんだろう!?」って、すごく悩んでいました。

 

――たしかに、興味の幅が広いと学ぶ領域を絞るのって難しいですよね。

 

田中さん そうなんです!そんな中で、知人に桜美林大学を勧められました。

 

リベラルアーツ学群には教育学も心理学もあるし、英語も使えるし、初めて見た「コミュニケーション学」にもすごく興味がわいて。桜美林大学のリベラルアーツ学群なら、学びたいことを全部学べる。「ここは私のための大学だ!」くらいの気持ちで選びました(笑)

――そこまで自分にピッタリの大学に出会えるって素敵ですね!田中さんがさまざまなことに興味を持つようになったきっかけはなんでしょう?

 

田中さん 小学生の頃、表現教育のワークショップに参加したのがきっかけだと思います。海外の方が日本に来て、小中学生と一緒に3日間でミュージカルを作り上げるという内容で。それに毎年参加する中で、表現や教育、英語への興味が広がっていきました。

 

一方で、学校にはあまり馴染めず、中学生のときに不登校気味になったんです。そんなときでもミュージカルや表現活動は続けていました。

ミュージカルで出会った友だちとの写真

田中さん その後進学した定時制の高校では、普通科目のほかにもダンスや福祉など、さまざまな授業があって。フィリピンの孤児院を訪れたり、3ヶ月の探究プロジェクトに参加したり、授業以外にも友人の誘いでさまざまな活動に参加したりする中で、教育やカウンセリングへの興味が強くなっていきましたね。

フィリピンの孤児院にて

留学をきっかけに芽生えた日本語教育への関心

――いろんな経験をする中で興味関心が広がっていったからこそ、幅広く学べる桜美林大学のリベラルアーツ学群が合っていたんですね。

 

田中さん はい!それから、留学制度が充実しているのもよかったです。私は英語のペーパーテストがすごく苦手なんですが、留学するにはTOEICのスコアが必要なことが多いので、どうしよう…と思っていました。

 

桜美林大学のリベラルアーツ学群には、TOEICのスコアがいらない「グローバルアウトリーチ(LAGO)プログラム」というものがあり、これも私にピッタリでした!

 

──そのプログラムを利用して、アメリカのジョージア州に留学されたんですよね。実際に留学してみてどうでしたか?

 

田中さん 現地の日本語クラスに参加して、そのとき初めて日本語教育に出会ったんです。続けて訪れたカンボジアの孤児院では、日本語を話せる子がすごく多いことに驚きました。「日本語って難しいのにすごいな。どうやって教えてるんだろう?」と思って。

 

もともとは英語教育に関心があったんですが、このときの経験をきっかけに日本語教育に関心がシフトしました。「教える」という観点では、英語よりも日本語の方がより興味がわきましたね。

留学中に訪れたウォルト・ディズニー・ワールド

高校生との再会がいちばんの喜び

──大学生活で印象に残っていることはありますか?

 

田中さん 選べないくらいたくさんあります!その中でも特に嬉しいのは、ディスカバ!(高校生向けキャリア支援プログラム)や桜インターン(オープンキャンパスや入試の準備・運営を担当する学生団体)の活動で出会った高校生が、桜美林大学を受験してくれたり、実際に入学してから会いに来てくれたりすることですね。

 

──それは嬉しいですね!
 

田中さん そうなんです。今年度は入学式で在学生の代表として話をさせてもらったので、「入学式の話、聞きました!」とか「高校生のときディスカバに参加してました!」と声をかけてくれる子が多くて。こんなふうに再会できる瞬間が一番嬉しいです!

やりたいことを後押ししてくれる環境

──高校生と関わる機会が多い田中さんですが、桜美林大学に興味がある人にはどんなことを伝えていますか?

 

田中さん 桜美林大学のいちばんの魅力は、学べる学問はもちろんのこと、大学にいる人たちがすごく幅広いことだと思います。いろんなバックグラウンドを持った人がいて、「超多様性があるな」って感じるんですよね。

 

それから、学生のやりたいことに対してすごく寄り添ってくれる大学だと思います。たとえば、私の専攻は言語教育なんですが、ゼミではボードゲーム教育を研究していて。

 

──ボードゲーム教育!?

 

田中さん 私はボードゲームが大好きなので、それをどうやって教育に活用するか研究しているんです。元々そういう学問があるとか、先生の専門分野というわけではないんですけどね。先生はいつも私がやりたいことを尊重してくれて、一緒に考えてくれます。

 

課外活動でフィリピンやカンボジアに行くという話をしたときも、「いい経験になるからどこへでも行っておいで!」って言ってもらえたり。

 

先生だけでなく職員さんとの距離も近いですし、「どんなことでも後押ししてくれる環境があるのが桜美林大学だよ!」って、高校生には伝えていますね。えへへ(笑)

早めに情報収集し、オープンキャンパスに行こう

──大学受験を振り返って、高校生のみなさんにアドバイスはありますか?

 

田中さん いやあ、本当に参考にならないと思うんですけど…(笑)

 

私の場合、志望校を桜美林大学に決めたのが高校3年生の6月くらいだったんですよね。定時制高校だったこともあって、周囲はあまり受験モードではなく、オープンキャンパスの情報も入ってこなくて。

 

8月末に総合型のセミナーを受けたとき、出願締切まであと1週間しかないことをはじめて知って「え!やばい!」って(笑)。そこから志望理由書を書いて、先生に添削してもらい、大急ぎで準備しました。

 

なので、私の反省をふまえて言うと、早めに情報収集をして、オープンキャンパスなどに足を運んで雰囲気を見てみるのが大事だと思います!

 

──自然に入ってくる情報を待つだけでなく、能動的に情報収集するのが大事なんですね。
 
田中さん そうですね。たとえば「偏差値ランキング」みたいな情報はよくありますけど、偏差値だけ見ても自分に合う大学は見つからない気がします。それよりも、自分がやりたいことにマッチしているかどうかが一番大事かなって。

 

私は「こんなにマッチしてるんだから落ちるわけがない!」くらいの気持ちで桜美林大学を受験しました(笑)

 

──田中さんのように自分に合う大学を見つけるには、どういうポイントに着目するといいんでしょう?
 
田中さん 「○○学部」という単位ではなく、大学全体の制度や特徴に目を向けるといいと思います。たとえば桜美林大学だと、「学群制」という学び方や、授業で学んだ知識を国内外で活かして社会貢献活動をする「サービスラーニング」が豊富なところなどが、他の大学とは違う面白さかなって。

誰かの人生に変化が起きるような場づくりを

──今後の進路について、考えていることがあれば教えてください!

 

田中さん えっとですね。ちょうど昨日、「就活しようかな」っていう気持ちに突然なりました。

 

──昨日!?

 

田中さん 2社だけ受けてみようかなと思ってます。実は現在も個人事業主として働いているので、就活しなくてもよかったんですけどね。将来的には、場づくりや教育の分野に関わりたくて。ファシリテーターとしてワークショップを作ったり、誰かの人生にちょっと変化が起きるような場づくりをしていきたいですね。

 

ゆくゆくはディスカバにスタッフとして帰ってこれるように、まずは就職して修行しようかなって思ってます。ふふ(笑)

 

──素敵な目標!それでは最後に、桜美林大学が気になっている人に向けてひと言お願いします。

 

田中さん まずはオープンキャンパスに足を運んでみて、桜美林大学がいいなと思ったらぜひ来てください!私を見かけたら声をかけてね~!