在学生・卒業生インタビュー

実技も理論も学べる環境が俳優の夢への道を拓いてくれる

一人ひとりの「咲かせる想い」がここに。

自分も人も、咲かせる桜美林大学の学び。
すでに社会で活躍している卒業生やキャンパスで学んでいる在学生が、今、何を咲かせ、未来に何を咲かせようとしているのかを、インタビューでご紹介します。

目次
  • 千葉 蒼依
  • 総合芸術「演劇」の実技と理論を基礎から学べる
  • 自分がやりたいことに全力で取り組める環境
  • 仲間と共に舞台を作り上げる「鐘下OPAL(現代演劇)」に出演
  • 一つひとつ全力で取り組み、次へと活かしたい
  • 受験生へのメッセージ

千葉 蒼依

芸術文化学群 演劇・ダンス専修 4年
兵庫県立宝塚高等学校出身

総合芸術「演劇」の実技と理論を基礎から学べる

私が桜美林大学への入学を決めたのは、演劇の実技と理論を基礎から学べるという内容に魅力を感じたからです。演劇をやりたいという気持ちはあったものの、入学当初は演劇について何も知らなかったため、実践的な学びだけでなく歴史などを学ぶ座学もあるというのはとても新鮮でした。今は演劇と芝居の本質について学んでいます。また人間の身体の動かし方など、俳優をする上で重要な生物学的な分野についても学びを深めています。

自分がやりたいことに全力で取り組める環境

この専修は俳優志望とスタッフ志望の学生が、みんな和気あいあいとしていて居心地のよい雰囲気です。小屋入り※などに参加することによって、先輩や後輩との関係性も築きながらお互いに成長できます。また学生団体を作れば、自分のやりたい演劇を全力でできるという自由さも魅力です。私が副主宰を務める団体は2023年春に旗揚げを予定しているので、今はその準備を着々と進めています。

 

※小屋入り:舞台装置のセッティングや舞台稽古など、本番までの作業のこと

仲間と共に舞台を作り上げる「鐘下OPAL(現代演劇)」に出演

質の高い舞台公演をめざす実践プログラム「鐘下OPAL(現代演劇)」に3年連続で出演しました。これは劇作家の鐘下辰男先生が演出を手がける演劇・ダンス専修独自の実践プログラムで、毎年オーディションを開催します。合格者は秋の稽古スタートから冬の公演に向け、肉体と精神を鍛え上げます。一つの作品にここまで集中して取り組める機会はめったになく、学生にとっては貴重な経験でやりがいも大きく、必ず自分の力になります。私がこのOPALのオーディションを毎年受け続ける理由は、楽しいのはもちろんですが、まだ満足できていないからだと思います。

一つひとつ全力で取り組み、次へと活かしたい

卒業後もこのまま俳優の道に進みたいと考えています。まだまだ未熟なので、もっと学内公演や友人の団体、外部の舞台などにも関わり、さらに経験を重ねたいと思います。公演での稽古や小屋入りによって培われる力は、経験した者だけが得られるものなので、一つひとつを全力で取り組み、次に活かすことを常に心がけています。

俳優だけではなく、今後はもっと舞台全体への理解を深めるために、スタッフワークについて学ぶ授業も履修する予定です。その知識は自分が舞台の演出をする際に役立つと信じています。

受験生へのメッセージ

実は私は桜美林大学が第一志望ではありませんでした。しかし、ここで学んで強く感じるのは、大学というのは「どこで学ぶか」ではなく、「誰と学ぶか」が重要だということです。私は桜美林大学で素晴らしい仲間たち、そして先生方と出会うことができ、学生生活が色濃いものに変わりました。いつか皆さんと一緒に演劇ができることを楽しみにしています。