在学生・卒業生インタビュー

桜美林で出会った、デザインの面白さ。デザインの力で地域や人々の役に立ちたい

一人ひとりの「咲かせる想い」がここに。

自分も人も、咲かせる桜美林大学の学び。
すでに社会で活躍している卒業生やキャンパスで学んでいる在学生が、今、何を咲かせ、未来に何を咲かせようとしているのかを、インタビューでご紹介します。

目次
  • 加藤 万結
  • 基礎を幅広く学んだ上で進みたい分野が選べる
  • 課題を把握し、他者に伝えることがデザインの役割
  • 八王子織物の魅力を伝えるプロジェクトに参加
  • スキルや経験を生かして地元の活性化に貢献したい
  • 受験生へのメッセージ

加藤 万結

芸術文化学群 ビジュアル・アーツ専修 4年
福島県 会津若松ザベリオ学園高等学校出身

基礎を幅広く学んだ上で進みたい分野が選べる

芸術の勉強がしたいと考えていたものの、自分に合った分野がわからずに悩んでいたところ、母から桜美林大学を勧められました。桜美林大学の芸術文化学群は、美術、工芸、テキスタイル、デザイン、映像メディアなど、さまざまな分野が学べます。これらの基礎を幅広く学んだ上で、自分の進みたい専門分野を選択することができるカリキュラムに魅力を感じました。桜美林生は自分の芯を持っていて魅力的な人が多く、教育環境でも人間関係を築く上でも恵まれた環境だと感じています。

課題を把握し、他者に伝えることがデザインの役割

主にグラフィックデザインを中心とした広告やポスターなどの表現について学んでいます。また専門分野である平面表現以外では、織物や布を使った立体作品の制作にも力を入れています。入学当初、デザインは単に見た目をきれいに飾るものという認識でしたが、マーケティングを通して現状や課題を把握し、他者に的確に伝えることがデザインの役割であると知って感銘を受けました。それがきっかけとなり、「課題解決のためのデザイン」に注力するようになりました。

八王子織物の魅力を伝えるプロジェクトに参加

八王子織物を通して八王子の魅力を伝えるデザイン産学連携プロジェクトに参加しました。私の出身地である福島県会津地方には会津塗、会津木綿などの伝統工芸品があり、将来それらを広める活動に携わりたいと考えているため、プロジェクト内容に関心を持ちました。

実際に八王子を訪れ、職人の方々とコミュニケーションを取りながら1年かけて作品を制作しました。実践的な体験を通して、社会に根ざしたものづくりの知識を身に付けることができました。

スキルや経験を生かして地元の活性化に貢献したい

大学で学んだビジュアル・アーツの知識やスキル、課題解決のためのデザイン力、そしてデザイン産学連携プロジェクトでの実践的な経験などを活かし、将来は地元である会津地方の活性化に取り組みたいと考えています。
そのためにはプレゼンテーション力やコミュニケーション力をもっと磨かなければなりません。ゼミや演習など、人前に立つ機会を多く持つことでさらに主体性を身に付けたいと思います。桜美林でデザインを学び、好きなことを自分のためだけでなく、他者のために役立てたいと考えるようになったのは、入学後の大きな成長です。

受験生へのメッセージ

私は大学受験の時期に、周りに置いていかれる感覚になることが多く、無理をして自分の強みをつくろうと焦っていました。今の時点で自分のやりたいことや強みがわかっている人はもちろんいると思いますが、そうでなくても大丈夫です。桜美林大学の面接では、ありのままの今の思いを聞いてもらえるので、背伸びをしなくてもまっすぐな思いを伝えれば必ず道が開けると思います。自分の心と身体を大切にして、受験勉強を頑張ってください。