在学生・卒業生インタビュー

まさかの農業!? 思いがけない出会いでかなえた成長

一人ひとりの「咲かせる想い」がここに。

自分も人も、咲かせる桜美林大学の学び。
すでに社会で活躍している卒業生やキャンパスで学んでいる在学生が、今、何を咲かせ、未来に何を咲かせようとしているのかを、インタビューでご紹介します。

目次
  • 荒井 紀瑛
  • 学群の多彩な学び方に惹かれて
  • まさか大学で農業をすることになるなんて
  • 段々と自分が変わっていく感覚を得て
  • 農業体験が照らしてくれた新たな夢
  • 受験生へのメッセージ

荒井 紀瑛

教育探究科学群3年
東京都 帝京八王子高等学校出身

学群の多彩な学び方に惹かれて

進学か就職かで悩んでいた高校3年の夏休み前に、Instagramで見つ
けた教育探究科学群の広告。小さい頃に教員を目指していたけれど自信がなくて諦めていた私にとって、新しい進路を見つける大きな転機になりました。実際にオープンキャンパスに行ってみると、豊富なグループワークや実践力が身につくカリキュラムなど、教育を学べる環境以外にもたくさんの魅力が。就職や付属校への進学から切り替えて、すぐさま桜美林が第一志望校になりました。

まさか大学で農業をすることになるなんて

大学に入学してから打ち込んでいることは、農業です。自分でも不思議な縁だなと思うのですが、はじまりは1年生の「社会文化演習」のフィールドワークで、農村指導者研修を行うアジア学院を訪問したことから。そこで出会ったご縁から、田植えや畑の畝づくりなどのお手伝いをしています。実は私の祖父が農業をしていて、田んぼや畑は小さい頃から身近な存在でした。とはいえまさか大学で農業をすることになるとは……。思ってもいない展開に驚きつつ、とても充実した時間を過ごせています。

段々と自分が変わっていく感覚を得て

一生懸命に農業に打ち込むなかで、自分の考えや将来について、段々と周囲の人に話せるようになってきました。農業をやっている時は、過去の自分とは違う自分になれたような感覚で、それがこの期間で手にした成長なのかもしれません。一方で高齢化や後継者不足など、農業が抱える課題も見えてきました。大学での探究ではこの経験を土台として、農業体験を取り入れた教育の在り方や、農業が直面する課題解決を目指した調査・分析に挑戦したいと思っています。

農業体験が照らしてくれた新たな夢

農業を通して自分を見つめ直す機会も増えてきて、将来の夢も見つかりました。それはサーカスの舞台にたつことです。大学1年の時から「たくさんの人を笑顔にしたい」という大きな目標を持っていて、将来を考えるなかで、高校生の時に「木下サーカス」でアルバイトをした経験がありました。団員さんのパフォーマンスや日々の努力を間近で見るうちに、私もサーカスの舞台にたちたくさんの方々に笑顔や勇気を届けたいと考えるようになりました。学群で学べる人をつなぐ力や教える力は、この夢をかなえるためにも役立つはず。まずはこれから探究活動にしっかり打ち込み、自分自身が成長していくことが目標です。

受験生へのメッセージ

探究って難しい、という印象をもつ人もいるかもしれません。それでもこの学群なら、先生のサポートや学生同士が仲の良い環境が背中を押してくれる力になるはず。将来の目標が見つかっていない人でも大丈夫。私のようにいろいろな経験を通して、未来をゆっくり見つけていける、安心して成長できるところが魅力です!