在学生・卒業生インタビュー
英語と日本語のコミュニケーションスタイルの違いに興味!
UPDATE 2023.2.16
一人ひとりの「咲かせる想い」がここに。
自分も人も、咲かせる桜美林大学の学び。
すでに社会で活躍している卒業生やキャンパスで学んでいる在学生が、今、何を咲かせ、未来に何を咲かせようとしているのかを、インタビューでご紹介します。
自分も人も、咲かせる桜美林大学の学び。
すでに社会で活躍している卒業生やキャンパスで学んでいる在学生が、今、何を咲かせ、未来に何を咲かせようとしているのかを、インタビューでご紹介します。
リベラルアーツ学群
英語学・英文学専攻 4年
東京都立南平高等学校出身
留学経験や友人から刺激を受け、
英語でのコミュニケーションや指導法を学ぶ日々
私がリベラルアーツ学群の英語学・英文学を専攻した理由は2つあります。まず、英語科の教員免許が取得できること。次に、学びたかったコミュニケーション学に関する授業の種類がたくさんあることです。英語と日本語の違い、特にコミュニケーションスタイルの違いに興味を持ち、それを掘り下げたいと思いました。
また、多様な留学ができることにも惹かれ、実際にLAGOプログラムという留学制度を利用して語学留学をしました。多くの人とコミュニケーションを取るために英語を学びたいと思ったのです。ただし、専門的な内容は母国語でしっかりと理解しておきたかったため、学部留学ではなく言語を専門的に磨く語学留学を選択しました。
授業では、中学・高校での英語の指導方法を学ぶ「中等英語科教育法」が印象に残っています。そこで出会った友人からはとても刺激を受けました。どうすれば面白いと思ってもらえる授業を作れるか、友人からは毎回思いがけない方法が飛び出します。柔軟な考えに触れることで私の思考の幅も広がったように思います。
高校生の受験対策をサポートする活動も
私は現在、「桜インターン」という学生団体で、オープンキャンパスを始めとした高校生に向けたイベントをサポートする活動をしています。その中でも「総合・推薦型入試準備セミナー」というイベントで、受験生の自己分析や活動分析のお手伝いをしています。自分が培ってきた経験やスキルを、ファシリテーションという形で人の役に立てられることが魅力だと思います。 やりがいを感じるのは、最後に高校生から「自分を知るよいきっかけになりました」という感想がもらえたときです。根底にあるきっかけや考えというのは、自分でもわからないことが多く、1人で考えていても答えはなかなか出てきません。そこを少しでも理解できたと言ってもらえると、自分が役に立てたんだなとうれしくなります。
オンライン授業でもコミュニケーションは
ノープロブレム!
コロナ禍によって授業が一時的にオンラインになり、人とのコミュニケーションがうまくいかないと感じることが増えました。オンラインには独特の雰囲気があるため、対面ほどスムーズに会話ができないことが多くあります。 そこで、積極的に話しかけることを意識しました。オンライン授業でグループに入ったら、まずはあいさつをして、対話を促すように声を掛けました。また、全員の発表や意見交換が終わった後にディスカッションをしたり、少し深掘りするような質問をしたりしました。ここには、桜インターンでのファシリテーションの経験が活かされていると思います。グループでの対話を活発化させるように努め、オンライン特有の気まずさをできるだけなくそうと心がけました。
桜美林での学びを生活の中で活かせるようになってきた
桜美林大学で学んで、日々の生活と学びを関連づけることができるようになった点に、大きな成長を感じます。以前は、学んだことを生活の中で感じることはあまりありませんでした。しかし授業では、自分がどう思うか、もし自分だったらどう行動するかについて話し合うことが多く、授業を通して主体的に考えたり、仮説を立て考えたりすることが当たり前になってきました。この「考える」ことを通して、日常の中に根ざしている文化や日本人らしさを発見したり、人とのコミュニケーションを円滑に進められるようになったりしました。さまざまな面で学んだことが活かせるようになり、少しずつ自分も成長しているんだなと思います。
将来の目標は、「お互いに学び合える人間」だと思ってもらえるようになることです。友人関係でも職場での人間関係でも、いくつになってもお互いに学び合える関係性をめざせるように、自分の人間力を高めていきたいです。桜インターンの活動で培った傾聴力や質問力、授業で身に付けた考える力などを活かして、お互いの意見から自分をさらに発展させられるようなものにしていきたいと思っています。
口語表現
話し方や話の構成について、先生からアドバイスをしてもらえるスピーチの授業です。印象に残る話の構成や、よい印象を持たれる話し方について学べるので、将来役に立つ授業だと思います。また自分がスピーチするだけでなく、人のスピーチを聞いて学ぶこともできるため、お互いに学び合うことができます。
集中して勉強したいときはラウンジへGO!
お気に入りの場所は明々館8階にある、学生が自由に使えるラウンジです。そこで勉強したり、授業の課題に取り組んだりすることが好きです。1人用の自習スペースもあり、机を広く使えるので、たくさん資料を広げたいときでも快適に過ごすことができます。すぐ隣が教室で静かな環境ということもあり、集中したいときにはぴったりの場所だと思います。
私は学びたいことを1つに絞ることができませんでした。そこで、自分の学びたいことの多くが学べるリベラルアーツ学群に進学し、現在では興味のある分野のほぼ全てを履修できています。英語に日本語、教育やコミュニケーションなど幅広く学ぶことで、さまざまな面から文化を学んだり比較したりすることができ、自分ならではの学びが得られました。
また、学力面以外にも、思考力やコミュニケーション能力などの面で成長できたと感じています。
皆さんも自分の学びたいことすべて、リベラルアーツ学群で突き詰めてみてください。心から応援しています。
本記事は2023年度大学案内冊子(2022年4月発行)に掲載された内容を加筆編集しています。