どんな大学に行きたいのか、そもそも大学でどんなことを学びたいのか、自分に合った学びの環境って……？
大学進学を考えている高校生のみなさんにとっては、まだまだ分からないことだらけで不安もありますよね。各大学が開催しているオープンキャンパスには、そんな漠然とした疑問や不安を解決するヒントがあるかもしれません。
そこで今回は、オープンキャンパスの実際のところを、桜美林大学に通う先輩たち約500名にアンケート調査！
「オープンキャンパスって本当に行く意味があるの？」「いつ頃、どれくらい行くべき？」「行ったとしたらどんなところをチェックすればいいの？」などなど、気になるポイントについて、先輩たちの生の声をご紹介します！
「はい」と答えた人は、73.8%。約8割の先輩たちが、オープンキャンパスには行った方がいいと思っているようです。
具体的な理由を聞いてみると…？
・大学の雰囲気を知ることができるから
・キャンパスの場所や広さが実際に分かるから
・受験生という自覚が芽生えるから
・現役学生と触れ合えるチャンス！裏話も聞ける etc.
コロナ禍の影響もあり、先輩たちの年代は一回が39.8%、一度も行っていないという回答が30.5%と続きました。
とはいえ、2回が17%、3回が7.2%、中には6回以上という猛者も1.8%いました！
こちらもコロナ禍の影響が大きい可能性がありますが、約5割の48%が1校、続いて2校が23.8%、3校が17.4%となりました。
こちらは自由記述式で回答してもらったのですが、最も多かったのは「3年生の夏」という回答で33名。続いて「2年生の夏」という回答が10名。
そのほか、「2年生の夏と3年生の春」が4名、「2年生の夏と3年生の夏」が7名、「2年生の夏と3年生の春・夏」が2名、「2年生の春と3年生の夏」が1名となり、2年生からオープンキャンパスデビューをして3年生の時にも参加した人が合計14名となりました。
また、「一年生の時から毎年参加していた」という人は4名、「1、2年生の夏」という人は2名と、準備が早い先輩は高校一年生の頃からオープンキャンパスに関心を持っていたようです。
オープンキャンパスは受験生でないと参加できないわけではないので、自分にとってのベストなタイミングを考えてみることも大切ですね。
やはりオープンキャンパスでは、実際に足を運んでみないと分からない立地や建物など、「キャンパスの雰囲気を知りたかった」人が59.2%と全体の6割。
続いて多かったのが16％の「授業の内容や教授の印象」。続いて「よく分からないけどとりあえず行ってみた」という正直な意見が12.3%となりました。
圧倒的に一番多かったのが「キャンパスの雰囲気」で65.4%、次が「授業の内容や教授の印象」で14.1%、3番目が「学生の様子」の11.3%でした。
前の質問での「知りたかったこと」と順位はほぼ同じ。ということは、行く前に知りたかったことと、行ってみて実際に知れたことは一致している場合が多いようです。
その他、「部活動・学生団体のようす」や「学食のメニュー」、「交通手段」、「入試の詳しい情報」、「留学の情報」、「先輩方から聞いた学群の受験エピソード」といった回答も。
やはりホームページやパンフレットだけでなく、自分から体験・質問することで分かる「生の情報」を得られるのがオープンキャンパスのメリットのようです。
実際にその経験をしてきた先輩たちだからこそ言える「後悔していること」についても聞いてみると…？
大学生と話してみれば良かったと思うが、コミュニケーションが苦手で緊張して話しにいけなかった。
個別相談に参加しなかったことです。事前に質問を見つけて、オープンキャンパスに行くべきでした。
最も多かったのは「自分からもっと色々聞いておけばよかった」という内容のものでした。
オープンキャンパスでは大学生や教授に相談ができる機会が設けられている場合も多いのですが、緊張してしまったり、面倒だったりと躊躇してしまいがち。でも、あとで後悔するくらいなら勇気を出してみることも大切です。
オープンキャンパスのスタッフとして会場にいる大学生に相談してみると、優しく助けてくれるはず。
次に多かったのが、こちら。
もっとたくさんオープンキャンパスに行くべきだった。
【質問no.2】ではオープンキャンパスに行った回数は1回と0回が大多数を占めていましたが、実際は「もっと行くべきだった」と後悔している先輩も少なくないようです。
他にこんな意見もありました。
意外と荷物が多いからリュックで行くことをお勧めします…
そもそも行かなかったので、オープンキャンパスに行ってみるべきだった。
部活動の体験会に参加するべきだった。
ここで番外編！オープンキャンパスでのエピソードを自由に回答してもらった中から、クスリと笑ってしまうようなものをいくつか発見しました！
前を歩いてる人について行って学校に辿り着こうとしたら、全然知らない場所に辿り着いたことがあるので気をつけて……！
親の母校に行ったため、教授と親が自分以上に思い出話で盛り上がっていて、どうしていいか分からなかった（笑）親と教授が仲が良かった分、ぶっちゃけ話を聞けたのはよかったかな（笑）
東京には修学旅行ぐらいでしか行ったことがなかったから、すれ違った人に挨拶をしたら変な目で見られた。地元では登下校とかで学校の周りですれ違う人たちに挨拶をするのは当たり前だった。
最後に、先輩たちからのメッセージもここでご紹介していきます！
授業のことや入試の体験談を聞くことができ、対策できるので学生に話を聞くことをおすすめします！！
少しでも気になったらすぐ行動することが大切だと思います！オープンキャンパスでしか味わえない雰囲気があるので、色々な大学に行ってみることをおすすめします！
やはり大学によって学生の雰囲気や校舎の雰囲気が大きく違います。パンフレットやネットの情報だけでは分からないことがたくさんあります。
ぜひ気になる大学には実際に足を運んでください！素敵な出会いもあるかもしれませんよ。
実際に足を運んでみないと分からないことがたくさんあると思います！「なんか違うかも…」や「ここ自分に合ってそう！」と感じることができるかどうかは、行ってみないとわからないです。
何となくの感性も判断基準の一つだと思うので、まずは大学に行ってみることが大切だと思います！
少しでも行きたいと思っている大学には、何校でもオープンキャンパスに行った方がいい。
行って気づく良さだったり、足りない部分を知ることができるから、自分に合った大学選択をすることができると思う。
どんな受験形態でもモチベーション維持は何よりも大切だと思います。そのためにも実際に志望している大学を見に行くのは良いことだと思います！
ちょっとしたことでもいいので在学生とお話すること。その大学の雰囲気が自分に合うかどうかも見極められるのでオススメです。
ネットやパンフレットには載っていない情報が、本当にたくさんあります！！現役学生とも触れ合うことができますし、桜美林はなんといっても人が温かいです！
学生、教授以外にも入学部や事務室の職員さん、みんなが受験生を心よりお待ちしています！
もちろん他大学と比べることも大事ですが、同じ大学の別学群を見ることも忘れずに！桜美林は特に各学群が広い分野を取り扱っているので、もしかしたらやりたいことに近いのは実は違う学群だったというケースも。
時間が許す限りたくさん見学をして、自分に合う学校を選んでください！
オープンキャンパスは服装は自由！一緒に楽しみましょう！
以上、桜美林大学の学生約500名に聞いた、オープンキャンパスにまつわるリアルなアンケート結果でした！
大学生になった自分をイメージして、より具体的に将来像を描いていくためにも、オープンキャンパスに参加するのは重要な経験になりそうですね。
先輩たちの「こうすればよかった…」という後悔や最後のメッセージも参考に、自分らしいオープンキャンパスの計画を考えてみるのも良いかもしれません。
何よりオープンキャンパスは、いつもと違った環境を体験できる貴重なチャンス！まずは気軽に足を運んで、楽しんでみるという気持ちもGOODですよ。