――京都大学を卒業し、新卒で日本航空に就職。退職後は明治大学や早稲田大学で教鞭をとるなど、華々しいキャリアを重ねてきた戸崎先生。ですが…実はヤンチャな高校時代を送っていたことが発覚!「先生にしょっちゅう怒られてましたよ」と笑いながら振り返ってくれました。
「高校時代は授業を抜け出すために頭を使ってましたね〜。ある日、仲間とボーリングに行こうと計画。ひとりは鼻血を出したと保健室へ、もうひとりは腹痛だとトイレへ、窓際に座っていた僕はみんなの荷物を窓から落とす役割だったんですが、残念ながら真下が校長室!
上からバタバタと落ちる荷物がバレて、みんなで慌てて逃走!なんてこともありましたね。
がんばったことは体育祭かな。打ち上げが楽しくてね。そこでカップルがたくさん誕生するんですよ。でもほとんどがすぐ破局して、落ち込んで勉強に身が入らなくて受験失敗(笑)。そんな仲間がいる高校時代でしたよ。」
――また、高校から大学にかけて、在学中は現在にも影響を与えているコンプレックスがあったといいます。
「仲間は秀才ばかりでね、帰国子女で英語がペラペラな学生、世界史を丸暗記してる学生、どんな問題でも解く数学の天才。そういう人たちが普通に周りにいる環境だったから、自分が学業ができるという意識はなかったですね。
大学の頃はボート部の活動に打ち込む一方で、履修していたフランス語が全然できなくで、ずっとコンプレックスでした。でも
50歳ぐらいのころ、『このまま終わっていいのかな』と思って勉強を始めました。
これがやりだすとおもしろいんですよね。今後も勉強を続けて、マスターするまでがんばります!」