在学生・卒業生インタビュー
ダンサーとして、立ち止まることなく歩んでいきたい
UPDATE 2023.2.21
一人ひとりの「咲かせる想い」がここに。
自分も人も、咲かせる桜美林大学の学び。
すでに社会で活躍している卒業生やキャンパスで学んでいる在学生が、今、何を咲かせ、未来に何を咲かせようとしているのかを、インタビューでご紹介します。
自分も人も、咲かせる桜美林大学の学び。
すでに社会で活躍している卒業生やキャンパスで学んでいる在学生が、今、何を咲かせ、未来に何を咲かせようとしているのかを、インタビューでご紹介します。
芸術文化学群
演劇・ダンス専修
2022年3月卒業
茨城県 第一学院高等学校出身
オープンキャンパスで運命の出会い
幼いころから母と叔母にクラシックバレエを学び、大学でもダンスを学びたいと思っていました。桜美林大学のオープンキャンパスで、初めてコンテンポラリーダンスというものを知り、バレエと違う身体の使い方にとても興味がわき、深く学ぶために進学を決めました。
大学には通常の座学だけでなく、授業の一環として大学教授の木佐貫 邦子先生が振付・構成する「ダンスOPAL(桜美林大学パフォーミングアーツレッスンズ)という授業もあります。何ヵ月も稽古を重ね、一般の方にも披露するこの機会は、舞台人としての自覚がより芽生える、何よりも素晴らしい経験です。
演劇・ダンス専修の授業には日本舞踊や京劇など、初めて触れるものも多くありました。幅広く学べたことはとても貴重な経験になりました。また、在学中は学生優待でさまざまな舞台公演を観劇しました。どれも素晴らしく、舞台芸術の多様性を肌で感じることができました。
憧れの先生のもとでダンスに打ち込む!
コンテンポラリーダンスに興味を持ったきっかけは、木佐貫 邦子先生です。先生のダンスから生まれる動きには一つひとつに存在感があり、目が離せないほど惹きつけられます。先生が指導してくださったからこそ、私もここまで踊ることに夢中になれたのだと思います。自分では気づかないことに気づかせてもらえることも多々ありました。
また、同じような夢をめざして学んでいる仲間からもとても刺激を受けました。お互いを高め合い、尊重し合える素晴らしい友人たちに出会えたことも、桜美林大学に来てよかったと思うことの一つです。
コロナ禍に出会ったアコースティックギター
ステイホームの時期に、少しでも芸術に触れていたいという思いからアコースティックギターを新たに始めました。
アコースティックギターを始めたことで、感性が研ぎ澄まされたような気がします。音楽はとても繊細で、そのときどきの気持ちで奏でる音色が微妙に変化するところが、とても魅力的だなと思います。
インターネットを活用してたくさん練習しましたが、独学だったため上達には時間がかかりました。バレエやコンテンポラリーダンスと同じで、音楽も練習あるのみ。「継続こそ力なり」を実践し、練習を積み重ねていくことが大切と実感しています。
発見、新たな自分
入学するまでの私は主観で物事を捉えがちでしたが、大学生になってからはよい意味で他者からの影響を受けるようになりました。客観的な視点を自分の中に取り入れることによって、自分をさらに「再発見」あるいは「新発見」できるようになりました。 br 卒業後もコンテンポラリーダンスを通して自分を表現していきたいと考えています。もっとクリエイティブに、よりアーティスティックに、自分の色を強く出せるダンサーになることが、終わりのない目標です。自分で作品を創ることにも挑戦したいと心に決めています。
京劇
京劇は、桜美林大学でしか学ぶことができない貴重な授業です。京劇ならではの独特な動き、美しい身体表現がとても興味深く、貴重な体験となりました。
スタジオでダンスに没頭!
芸術文化学群は2020年春から東京ひなたやまキャンパスに移転しました。施設はどれも新しくてきれいですが、授業で最も多く使用したスタジオIIが私のお気に入りです。高い天井に響きわたる音楽が、身体に共鳴する感覚がとても好きです。
大学への進学や受験は、最初は誰にでも不安があると思います。でも「学びたい」「やってみたい」と思ったら、その瞬間から夢は花開き始めています。皆さんも自分を信じて、先の読めない時代だからこそ、思い切って一歩を踏み出してみてほしいです。真っ白な自分というキャンバスに、たくさんの夢を描いてください。
本記事は2023年度大学案内冊子(2022年4月発行)に掲載された内容を加筆編集しています。