在学生・卒業生インタビュー
挑戦の4年間で、世界が広がった
UPDATE 2023.2.16
一人ひとりの「咲かせる想い」がここに。
自分も人も、咲かせる桜美林大学の学び。
すでに社会で活躍している卒業生やキャンパスで学んでいる在学生が、今、何を咲かせ、未来に何を咲かせようとしているのかを、インタビューでご紹介します。
自分も人も、咲かせる桜美林大学の学び。
すでに社会で活躍している卒業生やキャンパスで学んでいる在学生が、今、何を咲かせ、未来に何を咲かせようとしているのかを、インタビューでご紹介します。
リベラルアーツ学群 環境学専攻
2022年3月卒業
愛知県 栄徳高等学校出身
文系×理系 新しい価値観が生まれるクロスオーバー
私は入学前から環境とメディアに興味がありました。リベラルアーツ学群なら、両方を組み合わせて学べることに魅力を感じ、入学を決めました。
在学中は環境学をメインに、生物学やメディア、ECO-TOPプログラム(自然環境保全のための人材育成プログラム)に関する授業を履修し、文系・理系、双方の視点から環境問題を研究しました。特に「緑地が生き物にもたらす影響」に強い関心を持ち、卒業研究のテーマに取り上げました。
リベラルアーツ学群の特長である、メジャー(主専攻)とマイナー(副専攻)を組み合わせた学びの大きなメリットは、柔軟な発想ができるようになることだと思います。
例えば四大公害病について学んだときは、最初は公害を発生させた側が絶対悪だと考えていました。しかし授業を通じて社会学やメディアの視点から見ると、地域性や報道などさまざまな要因が複雑に絡み合っていて必ずしもそうとは言えないと知りました。
新しい価値観で物事を多角的にとらえられるので、メジャー・マイナー制度は多様性が重視される時代に合った学び方だと思います。
休学しなくても留学できる、充実の制度
大学生になったら留学しようと高校生のときから心に決めていました。そのため、留学制度の充実もリベラルアーツ学群を選んだ大きな理由の一つです。
留学で最大20単位を修得できるLAGOプログラムを利用して、ニュージーランドに4か月間留学しました。現地では英語漬けの毎日で、大変なこともいろいろありましたが、今ではすべてが楽しい思い出です。
他大学に所属する学生たちと現地で話をしたとき、「休学せずに留学できる制度があっていいね」と羨ましがられたので、LAGOプログラムを活用できたことは本当によかったです。
化学って楽しいんだ!先生方のおかげで実感
桜美林大学には、「挑戦したい」という学生の気持ちに応えて、積極的にサポートしてくれる環境があります。私はゼミの片谷 教孝先生と、アカデミックアドバイザーの磯崎 輔先生に、特に支援していただきました。
環境問題に取り組むなかで、苦手だった化学を学び直す必要性を感じたため、4年次に「化学実験Ⅰを履修したい」と化学プログラムの教員であるお二人に申し出ました。
先生方には履修を快諾いただき、実験で不明点があると繰り返し丁寧に教えてくださったおかげで、苦手だった化学を楽しいと感じられるようになりました。
職員の方にもいろいろお世話になりました。
私は大学祭実行委員会の活動をしており、コロナ禍でオンライン大学祭を開催した際には、適切なアドバイスや指摘など、さまざまなサポートをしていただきました。学生に寄り添いながら、学生の目標を全力で応援してくださる姿勢に、とても勇気づけられました。
「学而事人」を体現する、教職員の皆さんや先輩方
「学而事人(がくじじじん)」は桜美林大学のモットーであり、「学んだことを人のため、社会のために活かす」という意味です。
2020年、オンライン大学祭を開催したときは、教職員をはじめ卒業生など、皆さんが惜しみなく力を貸してくださいました。その姿こそ「学而事人」を体現していると強く感じ、私も実社会に出て、自分が学んできたことを周囲に還元できる人間になりたいと思いました。
環境とまちづくり
まちづくりについて座学とフィールドワークの両面から学べる授業です。グループワーク、外部講師の先生による講義、地方自治体の職員を招いてのグループ発表など、多くのことを経験できました。お互いに意見交換しながら理解を深めることができる、とても桜美林大学らしい授業だと思います。
感無量!大学史上初のオンライン大学祭
大学祭実行委員会の活動が、桜美林での私の「お気に入り」です。2020年は大学史上初のオンライン開催となりましたが、自分たちが望むものを行うためには何が必要か、今は何ができるだろうか、ということを常に考えながら活動しました。私は財務局長と学生主体配信部署の責任者を務め、お金と企画運営の両面から大学祭に携わりました。
「楽しむのは誰だ」。この言葉は、私の4年間のテーマでした。
自分の居場所を面白くできるのは自分しかいない、自分の力で楽しめる場所にしていこう!そんな意味を込めた言葉です。大学は高校までと違い、どれだけ積極的に行動できるかどうかで学生生活の充実度が大きく変わってきます。
桜美林大学には教職員の方々に見守られながら、さまざまなことに挑戦できる環境が整っています。皆さんも授業はもちろん、課外活動など多くの学びを通して、卒業時には一回りも二回りも成長してほしいと思います。
本記事は2023年度大学案内冊子(2022年4月発行)に掲載された内容を加筆編集しています。