在学生・卒業生インタビュー
かつての自分のように、学校に行けず悩む人の助けになりたい
UPDATE 2023.2.16
一人ひとりの「咲かせる想い」がここに。
自分も人も、咲かせる桜美林大学の学び。
すでに社会で活躍している卒業生やキャンパスで学んでいる在学生が、今、何を咲かせ、未来に何を咲かせようとしているのかを、インタビューでご紹介します。
自分も人も、咲かせる桜美林大学の学び。
すでに社会で活躍している卒業生やキャンパスで学んでいる在学生が、今、何を咲かせ、未来に何を咲かせようとしているのかを、インタビューでご紹介します。
健康福祉学群
精神保健福祉専修(現:福祉・心理領域 実践心理学専攻)
実践心理コース 4年
神奈川県 旭丘高等学校出身
幅広く専門的なカリキュラムと、
頼れる先生のもとで心理学を学ぶ
中学のとき不登校を経験して、カウンセリングを受ける機会が多くありました。高校、大学を経て、それを克服した経験を活かし、次は自分自身がカウンセラーといった立場から不登校などで悩む人たちを支援することができればと考えました。
健康福祉学群の精神保健福祉専修を選択したのは、心理学分野について幅広く、専門性高く学ぶことができるため。私は今「公認心理師」の資格取得をめざすカリキュラムで、心理学分野を中心に、人の心のメカニズムや行動に結び付く原理について学んでいます。
精神保健福祉専修 実践心理コースでは少人数が同じ目標をめざして学ぶため、自然と人間関係も濃いものになりますし、先生方のサポートがしっかりしているので、とても学びやすいと思います。私は特に、ゼミの指導教員でもある松田 チャップマン 与理子先生にお世話になっています。松田先生にはオープンキャンパスでもお会いしていて、入学前から面識がありました。気になることをどんどん質問しても、とことん教えてくださる心強い存在です。
授業の後は、サークル専用スタジオでギターの練習!!
モダンジャズ研究部の活動も、大学に通ううえで大きなモチベーションになっています。これは大学公認の部活動なので、町田キャンパス内に専用スタジオがあり、安心して利用できます。授業が終わればすぐにスタジオに行って、楽器やバンドの練習をすることができます。
この部で出会った同期、先輩、後輩たちはかけがえのない存在であり、私がギターを始めるきっかけにもなりました。ギターは入部してから始めたのでまだまだ初心者ですが、練習を重ねてライブで演奏できたときはとても楽しいです。
そうしたバンド演奏や、部活動を通してさまざまな音楽に触れられることはもちろん、今は幹部の1人として部の運営にも携わっていて、それにもやりがいを感じています。
心理学は統計学。
課題レポートに追われる日々!
心理学には統計、つまりデータが重要なのですが、それを用いたレポートを書く授業で心が折れそうになったことがあります。毎週のように統計を行い、一学期の間に何枚ものレポートを書いたのですが、友人たちと協力して何とか乗り越え、知識やスキルを身に付けることができました。
また、コロナ禍で自由に部活動ができなくなったこと、オンライン授業になってキャンパスへ行く機会が減ったことも、予想外の出来事でした。これはモチベーションをどう維持するかということに関わってくるのですが、在宅でできる趣味に没頭する、インターネットを使って買い物をするなど、いろいろ工夫をしながら気分をリフレッシュするようにしています。
大学生活で培ったコミュニケーション能力で、人を笑顔にしたい
学生生活を通して、グループや集団におけるコミュニケーション能力が養われているなと感じます。授業ではグループワークを行うことが多く、また部活動では幹部たちと話し合う場面もあるため、いつもどうすれば効率よく実りある話し合いができるかを考えています。その場にいる全員がよいコミュニケーションを取れるよう配慮する、モチベーターとしてのスキルが磨かれたと思います。
卒業後は公認心理師の取得をめざして大学院に進学するか、就職するか、今はまだ迷っているところです。いずれにせよ、私がめざしている理想像は、「人を笑顔にできる人間になりたい」ということです。桜美林で学んだ心理学の知識はもちろん、先生や友人たちとの出会い、自分の長所といったことも活かしながら、どうすれば相手に喜んでもらえるか、笑顔になってもらえるかを考え、学び続けていくことが、これからの目標です。
産業・組織心理学
この授業はとても面白く、興味が尽きなかったことを覚えています。うつ病や労働などに関する細かな法律について、あるいは社会の中の組織を産業心理学的視点からどうすればうまく動かすことができるのかなど、社会に出てから役立つ知識がとても多いと感じました。
桜美林が一年で一番盛り上がる大学祭!
私のお気に入りは、桜美林にとって一大イベントである大学祭です!ゲストとしてお笑い芸人のライブなどもあり、とても盛り上がります。
私が所属するモダンジャズ研究部でも、大学祭ではオーディションを勝ち抜いたバンドがけやき広場やチャペル前などで演奏を披露しています。実力あるバンドを見ることができるのも、楽しみの一つです。
私は自分のやりたいことを見つけるために桜美林に進学しました。大学生はとにかく自由です。私も心理学を学びながら、モダンジャズ研究部に入ってギターを始めたり、キャンプという新しい趣味を見つけたりと、やりたいことを後悔しないようにやっています。時間割を自由に決めて、空いた時間をアルバイトや趣味に使えるのは大学生の特権だと思います。私はAO入試(現:総合型選抜)で入ったので、入試のときは「とにかく笑顔で、自分という存在を知ってもらおう」と意識しました。受験は大変だと思いますが、その分大学生活では得るものがたくさんあります。キャンパスで皆さんにお会いできる日を楽しみにしています!
本記事は2023年度大学案内冊子(2022年4月発行)に掲載された内容を加筆編集しています。