在学生・卒業生インタビュー
国連の学生組織「ASPIRE」で活躍。もっと成長したくて大学院へ
UPDATE 2023.2.13
一人ひとりの「咲かせる想い」がここに。
自分も人も、咲かせる桜美林大学の学び。
すでに社会で活躍している卒業生やキャンパスで学んでいる在学生が、今、何を咲かせ、未来に何を咲かせようとしているのかを、インタビューでご紹介します。
自分も人も、咲かせる桜美林大学の学び。
すでに社会で活躍している卒業生やキャンパスで学んでいる在学生が、今、何を咲かせ、未来に何を咲かせようとしているのかを、インタビューでご紹介します。
グローバル・コミュニケーション学群
英語特別専修(現:英語トラック)
2022年3月卒業
桜美林大学大学院進学予定
「全員留学!」制度のおかげで深い学びを実現
子どもの頃我が家では、ホストファミリーとして外国人留学生を受け入れていました。まだ小さかった私は戸惑いが大きく、彼らとうまくコミュニケーションを取ることができませんでした。そんな幼少期の思い出もあり、英語と異文化コミュニケーションを学ぶグローバル・コミュニケーション学群の英語特別専修を選びました。
また、2年次に1学期間の留学プログラムがあることにも惹かれました。留学したいという思いはあっても、準備を進めるうちにいろいろ理由をつけてあきらめてしまうかもしれないという不安もありました。しかし最初からカリキュラムに組み込まれていれば、計画が頓挫することなく留学できるのではないかと考えたのです。実際にとてもスムーズに留学できたため、より英語学習に集中することができました。
英語特別専修は、その名の通り英語を中心に学びますが、留学後の3・4年次ではそれまでに培った英語力を使って、異文化や世界史、外国文学などへの学びをより深めることができました。
世界につながる桜美林だからできた、
国連公認の学生団体での経験
特に力を入れたのは、ASPIRE※の活動です。これは、桜美林大学が世界の拠点校の1つとして参加している「国連アカデミック・インパクト(United Nations Academic Impact)」の学生団体です。海外で現地の学生とセッションや、オープンキャンパスの企画などの幅広い活動を行いました。
特に印象に残っているのは、高校生のためのキャリア支援プログラム「ディスカバ!」のイベント企画・運営に携わったことです。コーディネーターの山崎先生から声をかけていただき、自分のモットーでもある「なんでもチャレンジしてみる」の精神で取り組みました。全てが手探りの状態でしたが、山崎先生や仲間の力を借りながら企画をまとめ、当日の運営も満足のいくものにできたと思います。参加してくれた高校生やASPIREのメンバーが楽しそうにしている様子や、企画を通して何かを学んでいく姿を見て、大きな充実感も得られました。4年生でASPIREの代表を務めた際には、自分がメンバーたちの挑戦をサポートすることに尽力しました。
※Action by Students to Promote Innovation and Reform through Education
大学の運営や行政について学びたい、
だから大学院へ
私は桜美林の大学院(大学アドミニストレーション実践研究学位プログラム)に進学し、大学の運営や行政について学ぶ予定です。卒業後は大学関係、あるいは教育関係の仕事に就きたいと思っています。
大学院で学びたいと考えたのは、やはりASPIREの活動がベースとなっています。大学生としてオープンキャンパスやディスカバ!をはじめ、さまざまなイベントの企画や運営に携わった経験を通して、大学での教育システムや学生のためのイベントづくりに興味を持ちました。そしてこれらの活動で得た知識や経験を職業につなげたいと考えたとき、実際に仕事にするにはまだ知識が足りないと感じ、もっと深く学ぶために大学院への進学を決めました。大学院での学びを通して、自分なりに模索してきた企画・運営というものを改めて考え、自分の持つスキルを広げ、さらに伸ばしていきたいと思います。
大学生活で得たのは、成長と自信
私の目標は、大学で培った企画・運営のスキルに加え、大学院の専門的な学びで得られた知識やスキルを最大限に活用していくことです。自分にできることの一つを最大限に伸ばし、ほかのスキルもあわせて自分の強みとして活かせる人間になりたいです。
私が桜美林大学で成長したと思うことは、リーダーシップの取り方、周りの状況を見て判断する力、行動力、伝える力など、いくつもあります。中でも高校生の頃と比べて変わったと思うのは、理解力と知識量です。見ること、聞くこと、考えること、学ぶことの機会が増え、それらが格段に向上しました。
ASPIREの活動を通してSDGsなどの社会問題や国際情勢を知り、留学を通して異なる文化背景の人たちと交流するなかで、理解するとはどういうことか、理解するためにはどうすればいいかを学ぶことができました。実際に自分の目で見て、聞いて、考え、そして学ぶ。この積み重ねが自身の成長につながっています。
私が皆さんに一番伝えたいのは、行動を起こせばチャンスが巡ってきて、よい経験につながるということです。大学生になったら自分の好きなこと、やりたいことに、たくさんチャレンジしてみてください。経験の中で得たものは、その先の人生でかけがえのないものになるはずです。思いがけない縁が新たなチャンスや展開に結びつくこともあります。私自身も桜美林大学でASPIREやディスカバ!など、興味を持ったことに取り組み、さまざまな発信をしているうちに、新たな目標を見つけることができました。皆さんもぜひいろいろなことに挑戦して自分の可能性を広げてほしいと思います。
本記事は2023年度大学案内冊子(2022年4月発行)に掲載された内容を加筆編集しています。