在学生・卒業生インタビュー

いずれは教育支援をしたい。思考力と英語力を武器にIT業界へ!

一人ひとりの「咲かせる想い」がここに。

自分も人も、咲かせる桜美林大学の学び。
すでに社会で活躍している卒業生やキャンパスで学んでいる在学生が、今、何を咲かせ、未来に何を咲かせようとしているのかを、インタビューでご紹介します。

目次
  • 町田 澄空
  • 01
    なぜ桜美林大学リベラルアーツ学群を選びましたか。
  • 02
    学生時代に頑張ったことを教えてください。
  • 03
    卒業後の就職先について教えてください。
  • 04
    今後どんな人になりたいのか最終目標を教えてください。
  • 受験生へのメッセージ

町田 澄空

リベラルアーツ学群 英語学・英文学専攻
2022年3月卒業
Earth Technology株式会社内定

01
なぜ桜美林大学リベラルアーツ学群を選びましたか。

認知言語学など、専門性の高い学びが魅力

 

もともと英語に興味があり、英語教員をめざしてリベラルアーツ学群の英語学・英文学専攻を選択しました。英語学では主に文法や認知言語学について研究しました。この分野を選んだのは、日常的な事柄と関連づけやすく、学習者が理解しやすい点が優れていると考えたためです。

 

教職課程では、これからの教育に求められる教育法や方針を中心に幅広く研究を行い、日英語比較、統語論等を専門とされる山岡 洋先生のゼミでは論文のテーマに「これからの新しい学校教育の姿」を取り上げました。現在は、先生のご指導のもと「英語学習における認知言語学の応用」というテーマで卒業論文に取り組んでいます。

02
学生時代に頑張ったことを教えてください。

教えるって難しい……「人との交流」で得た貴重な武器

 

課外活動として、母校の部活指導やチューターなどの教育ボランティアや、世界教育学会のスタッフを通じた異文化交流に取り組みました。

母校での教育ボランティアでは、生徒との関わりが想像していたよりもスムーズにいかず、また生徒自身も自分の考えや気持ちをうまく伝えるのが難しいといったことがありました。コミュニケーションを無理に取ろうとすると、生徒の負担になってしまうため、生徒の視点からどう対応すべきかを考えました。人と話すことがあまり得意ではない生徒にも自然な声掛けをしたり、褒めたりすることで、プラスの影響を与えられることに気づくことができました。

 

大学でも「人との交流」を常に意識して学生生活を送っていました。人と対話することを通して、相手の考えを知ったり、自分とは異なる価値観を共有したり、学ぶことがたくさんありました。

LAGOプログラム※を利用してアメリカへ留学しました。留学先でのインターンシップなどの活動を通じて、相手と自分の考えを分析して擦り合わせるなど、異なる価値観を受けとめて最善の道を考える思考力が身に付いたと思います。

 

※LAGOプログラム:リベラルアーツ学群 グローバルアウトリーチ(GO)プログラム

03
卒業後の就職先について教えてください。

英語を本気で学んできたから、
世界を視野に入れてIT業界へ!

 

4年間を通して、英語の勉強にしっかりと取り組んできました。そのうえで進路を考えたとき、強みとなる英語力を活かして、海外で事業展開するクライアントに関わることのできる業界に注目しました。なかでも、今後ますます需要が高まることが予想されるとともに、外的要因に左右されにくく、大学で学んできた教育と関わることもできると考え、IT業界を選びました。

 

情報システムの設計・開発などを手がけるEarth Technology株式会社に内定をいただきました。そこで、システムインテグレーション事業に、インフラエンジニアとして携わる予定です。特にプログラミングを学んだわけではありませんが、大学で英語力を磨き、さまざまな活動に取り組んだ経験は大きな味方になるはずです。これからエンジニアに必要なスキルを身に付け、さらに成長していきたいと思います。

04
今後どんな人になりたいのか最終目標を教えてください。

IT×英語×教育で未来の子どもたちを支えたい

 

今後は、CCNA(シスコシステムズ社によるネットワークエンジニアの認定資格)など、IT業界で活躍するための資格取得をめざしています。そして5年以内に、ジェネラリストとスペシャリストの両方を経験することが目標です。

いったん教育分野からは離れてしまいますが、いずれは学習支援事業を起こしたいという夢も持っています。ITのスキルと英語力、大学で吸収した教育に関する学び、この3つを活かして、これからの未来の子どもたち、そして社会を支えてきたいです。

受験生へのメッセージ

受験生の皆さんにまずお伝えしたいのは、どの大学に入っても大事なのは「やるか、やらないか」だということです。「よい大学に入れば、よい職業に就ける」といった考え方をする人も多いかもしれませんが、そんなことはありません。「よい職業」というのは、自分で見つけるもので、大学によって決められるものではないのです。受験というプレッシャーに押しつぶされないように、どんな結果であろうと、そこで「やるか、やらないか」だという考え方をしてみてください。この言葉の意味は、そこで「やった人」だけが理解できると思います。ぜひ頑張ってください!

本記事は2023年度大学案内冊子(2022年4月発行)に掲載された内容を加筆編集しています。