在学生・卒業生インタビュー

決して平坦ではなかった、夢をかなえるまでの4年間

一人ひとりの「咲かせる想い」がここに。

自分も人も、咲かせる桜美林大学の学び。
すでに社会で活躍している卒業生やキャンパスで学んでいる在学生が、今、何を咲かせ、未来に何を咲かせようとしているのかを、インタビューでご紹介します。

目次
  • 手嶋 龍志
  • パイロットの夢へと進む決意
  • 目標実現のために桜美林を選んだ理由
  • 乗り越えてきたいくつものハードル
  • 自分を律する力が成長の糧になった
  • 受験生へのメッセージ

手嶋 龍志

航空・マネジメント学群 フライト・オペレーション(パイロット養成)コース 2025年3月卒業
東京都 京華高等学校出身

パイロットの夢へと進む決意

父が航空関係の仕事をしていて、航空業界を常に身近に感じていました。なかでも憧れていたのが航空機のパイロット。けれど一方で「パイロットは特別な才能がある人がなれるもの」と考えていて、目標にする決意は固まらないままでいました……。
 
そんな心の内を変えてくれたのが、「感謝の気持を忘れず、努力を続ければ誰でもパイロットになれる」という全日本空輸の現役パイロットの方の言葉です。憧れが目標に変わり、進学先に選んだのが航空学群のフライト・オペレーションコースでした。

目標実現のために桜美林を選んだ理由

桜美林を選んだ大きな理由が、海外で訓練ができること、そして寮生活だったことです。国際線パイロットを目指すうえで、英語力の向上はもちろん、学生のうちに海外の航空管制を経験できることが大きな強みになると感じました。また、さまざまな職種との協調性や連携を高めるためにも、寮生活が後押しになると思ったのです。
 
いま4年間を振り返ってみても、多様な専門知識と合わせて人間的にも大きく成長できました。桜美林を選んだことが、確かな成長につながったと実感しています。

乗り越えてきたいくつものハードル

パイロットに必要な国家資格の取得、渡米のためのTOEICのスコア、日々の授業の成績など、在学中は乗り越えるべきハードルがいくつもありました。力学、法律、気象など航空に関連する勉強は多く、1〜2年次にはほぼ毎日英語の授業があります。
 
限られた時間でこの壁を乗り越えるのは、もちろん簡単ではありません。徹底した自己管理と計画性、プレッシャーに耐えるメンタル…。何より仲間の存在が、僕を支えてくれました。

自分を律する力が成長の糧になった

時には寮の仲間とリフレッシュに出かけることもありましたが、その頻度は他の学生に比べたら少ないもの。常に誰かと一緒に暮らすので、気を遣うことも多かったです。それもいま思えば自分を律する力に変わり、社会人になるための準備だったと思えます。
 
そして何より長年の夢であるパイロットへの道に進めたこと。航空に関わる多彩な専門知識や英語力も、入学時から格段にレベルアップしました。厳しくも充実していた日々が、憧れをかなえるための道のりになっていたのです。

受験生へのメッセージ

卒業後は全日本空輸株式会社へ。いまはあの時に言葉をかけてくれたパイロットの方と一緒に働くことが目標です。そして自分自身もいつか子どもの目標となるようなパイロットになりたい。そんな想いを抱きながら、現状に満足することなく、多くの経験を通して、人格・技倆・識見を磨いていきたいと思います。