在学生・卒業生インタビュー
夢は国際線パイロット。同じ夢を持つ仲間と切磋琢磨の日々
UPDATE 2024.3.22
一人ひとりの「咲かせる想い」がここに。
自分も人も、咲かせる桜美林大学の学び。
すでに社会で活躍している卒業生やキャンパスで学んでいる在学生が、今、何を咲かせ、未来に何を咲かせようとしているのかを、インタビューでご紹介します。
自分も人も、咲かせる桜美林大学の学び。
すでに社会で活躍している卒業生やキャンパスで学んでいる在学生が、今、何を咲かせ、未来に何を咲かせようとしているのかを、インタビューでご紹介します。
航空・マネジメント学群フライト・オペレーション(パイロット養成)コース2024年3月卒業
栃木県宇都宮短期大学附属高等学校出身
テレビドラマの影響で幼い頃からパイロットへの憧れがあり、高校3年の進路選択の時期に、航空について学べる大学について情報収集。桜美林大学に決めたのは、航空のスペシャリストのもとで学べる、海外で訓練できる、全寮制と三拍子そろっていたからです。
この選択に間違いはなかったと、4年経ったいま実感しています。豊富なフライト経験を持つ先生のもとで体験談を聞いたり、操縦の指導を受けたり、同じ夢を持つ仲間と長い時間を一緒に過ごすことで知識や経験を共有することができました。
航空業界では英語が共通語。パイロットになるには高い英語力が求められます。が、自分は英語に少し苦手意識がありました。アメリカでの飛行訓練に行くための要件であるTOEICスコアを同期が軽々とクリアしていく中では焦りを感じることも。
ここは授業で力を伸ばしました。
ただ、TOEICのスコアだけが良ければいいわけではありません。航空英語も学ばなければいけません。航空管制での英語は話すスピードがとにかく速い。何度もトレーニングを繰り返し、体で覚えた感じです。授業のあとで、仲間と復習したことも英語力を伸ばすのに役立ちました。
印象深いのは、アメリカ・アリゾナ州での飛行訓練です。指導をしてくださる二人のキャプテンのプロフェッショナルな姿に憧れ、パイロットとしてだけでなく人間として成長したいという熱意が生まれました。
操縦以外でも学んだことはたくさんあって、そのうちの一つが自分を律すること。
フライトに備えて数日前からコンディションを整えるといった、常に一歩先を考えて日常生活を過ごす大切さがよくわかりました。あと、現地では4人の仲間と共同生活していたのですが、皆が異なるタイムスケジュールで動いていて、時には深夜に部屋に戻ることも。ドアの開け閉めだったり、食事を用意しておいたりと、お互い気を遣い合う生活の中で周りを見る力がついたと思います。
アメリカで取得したライセンスを日本のライセンスへ書き換える訓練を経て、日本航空より運航乗務職として内定を受けました。アメリカでの飛行訓練で指導いただいたのも、同社のキャプテンの方たちです。ここで謙虚で素直な心を持ち、共通の目標に向かって挑戦したい。国際線パイロットになるという夢をかなえるスタートラインに立つことができました。
桜美林大学には同じ夢を持つ仲間がいます。課題や目標が数多くあって、自分一人では難しくても、仲間と一緒に助け合い、協力し合うことで達成することができる。こうした経験はパイロットになった時に必ず役立つと感じています。大きな空で待っています。